翌日に早起きをする必要が無い金曜の夜などには、浴室に飲み物も持ち込んで2時間も3時間もまったり本を読みながらお風呂に浸かる…そんなバスタイムが私の密かな楽しみです。
さて、そんなお風呂読書ですが、浴室に紙の本を持ち込むわけにもいきませんよね。
そこでおすすめしたいのが、防水端末と電子書籍の組み合わせです!
今回の記事では、お風呂読書に最適な端末と、その設定方法をご紹介します。
- 小説しか読まないならKindle Paperwhiteで問題無し!
- 大量の漫画や雑誌を読むならKindleでは容量不足
- Android版KindleアプリがSDカードへの保存に対応
- おすすめの防水Androidタブレット
- 1万円台の格安防水タブレットで始めるお風呂読書のススメ
小説しか読まないならKindle Paperwhiteで問題無し!
まず、小説しか読まない方ならば、2018年のモデルチェンジで待望の防水機能を搭載したKindle Paperwhiteで問題ありません。
Kindle Paperwhiteは1万円台前半で購入できることから、Amazonの電子書籍リーダーKindleシリーズの中でも最も人気の定番機種でしたが、2018年のモデルチェンジでついに最上位のKindle Oasis以外で初めて防水に対応したKindleとなりました。
容量も従来モデルの2倍である8GBから大容量版の32GB版もあり、小説を読むだけであれば容量で困ることはそうそう無く、このKindle Paperwhiteだけあれば何不自由なくお風呂読書を満喫できるでしょう。
また、Palmo for Kindle Paperwhiteを組み合わせれば、本体を手で握らずにホールドできるため、長時間の読書を楽しむ方にはぜひ組み合わせていただきたいアイテムとなっています。
Kindle Paperwhite及びPalmo for Kindle Paperwhiteについて詳しくは、それぞれの個別レビュー記事にて解説しています。
大量の漫画や雑誌を読むならKindleでは容量不足
「小説を読むだけならば」と前置きしたように、Kindleシリーズでは漫画や雑誌を読むのに必ずしもおすすめできません。
データサイズのざっくりとした目安ですが、挿絵も無く文字のみで構成された小説が1冊あたり1MB程度で済む作品もあるのに対し、漫画であれば単行本1冊で50MBから100MBを超えるような書籍までと、実に数十倍もの差があります。
そのため小説を読むなら8GB~32GB程度の容量でも問題ありませんが、画像データのために大きな容量を必要とする漫画や雑誌を沢山読む人ですと、Kindleの容量では少々頼りなくなってくるのです。
また、漫画や雑誌ではモノクロでなくカラーのページも多くあるため、白黒のみしか表現できないKindleのディスプレイでは魅力が半減してしまいます。
よって、漫画や雑誌をよく読むのであれば、FireタブレットやAndroidタブレット、iPadのようなカラーのディスプレイを備えたタブレット端末の方がより快適に楽しめます!
さらに、Fireタブレットの場合は書籍データのSDカードへの保存に対応しているため、なんと最大512GBもの大容量Micro SDカードと組み合わせて、漫画でも雑誌でも容量を気にする必要が無くなるのです!
この「SDカードへの保存」こそがFireタブレットの最大の魅力だと考えていたのですが、なんとこの機能がAndroid版Kindleアプリに追加されていたことは知っていましたか?
Android版KindleアプリがSDカードへの保存に対応
Kindle電子書籍リーダー:人気小説や無料漫画、雑誌も多数
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KindleアプリはiOSやAndroidなど、様々な端末用にリリースされています。
そのAndroid版Kindleアプリが2018年に行われたアップデートで、SDカードへの保存に対応したのです!
iOS端末であるiPhoneやiPadではそもそもSDカードスロットが存在しておらず、そしてSDカードへの書籍データ保存がもともと可能だったFireタブレットは、残念ながら防水には非対応です。
そのため、防水でなおかつSDカードへの保存ができるAndroidタブレットこそが、お風呂読書最強端末と自信を持って断言できます!
Android版Kindleアプリの設定方法
Andorid版Kindleアプリでの、SDカードへの書籍データの保存方法は以下の通りです。
画面下にあるオーバーレイメニューの「その他」をタップ。
その他画面の「設定」をタップ。
そして、「SDカードにダウンロード」のチェックボックスにチェックを入れます。
これだけで、書籍データがSDカードに保存されるようになりました!
おすすめの防水Androidタブレット
「防水のAndroidタブレットが良い」と言われても、防水に対応したAndroidタブレット自体の選択肢はかなりニッチなので、これといった定番機種が特にありません。
その中でも私が強く推すのは『Qua tab(キュアタブ)』シリーズです。
Qua tabは以前にauが販売していた低価格タブレットシリーズですが、未使用品がAmazonや楽天で購入ができて、そのうえキャリアとの契約無しで使えます。
片手で持つなら8インチのQua tab PXが、両手で持って見開き表示で読むなら10.1のQua tab PZがおすすめです!
防水タブレットの選び方は以下の記事を参考にしてみてください!
【レビュー】お風呂で使えるおすすめ防水タブレットまとめ|1万円台でも快適に使える商品も
1万円台の格安防水タブレットで始めるお風呂読書のススメ
Kindle Paperwhiteが防水対応したことで、Fireタブレットもいずれは防水モデルが登場するかもしれませんが、2019年現在ではSDカードへの書籍データの保存と防水対応を両立できる端末は、Androidタブレットのみです。
さらにQua tabシリーズであれば、価格も1~2万円程度で購入できる機種もありますので、ラフな使い方をするのにもぴったりです。
容量も水没も気にせず使える防水Androidタブレットで、お風呂読書をゆったり楽しんでみてはいかがでしょうか。