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約1ヶ月前に書いた「ボーナスで買いたい物」記事内で既にポチった物として紹介したAcer Chromebook R13が、年末にようやく届きました。

本日は、届いてから2週間ほど使用してみた感想を書かせていただきます。

Acer Chromebook R13とは

台湾のAcer社が2016年10月に発売したChromebookです。

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最大の特徴は360°回転するディスプレイで、タブレットのようにも使用できる2in1と呼ばれるタイプの商品ですね。

このタイプのChromebookはASUS社のChromebook Flip C100PAが人気でした。

これまで私はFlip C100PAをずっと購入せずにいました。

R13がFlipよりも優れている最大のポイントは画面解像度です。

Flipの1280×800に対し、R13は1920×1080のフルHDディスプレイを搭載しています。

これまで使用していたAcer Chromebook 14(CB3-431)を購入した時にも触れましたが、10インチを超える画面サイズではフルHDディスプレイが欲しくなります。

Flipで唯一気になっていたポイントが解消されたため、R13が発売されるとすぐに購入しました。

価格と性能の絶妙なバランス

ARM系の4コアCPU、4GBのRAM、32GBのストレージと、Chromebookとしては高性能機に分類されます。

その分、価格は399$とややお高めですね。

しかし、タッチ対応のフルHDディスプレイや長時間のバッテリー持ち等、R13の価格性能比は絶妙だと感じています。

個人的に、Chromebookは高くても5万円までと考えています。

それ以上に高性能・多機能を求めるのであればWindows機を買った方が良いというのが私の持論です。

国内での入手経路が少ない

R13はスペック・価格面ではほとんど文句なしなChromebookですが、購入報告はほとんどありません。

その理由には、日本で販売されていないという点が大きく関わっているでしょう。

アメリカのAmazon.comでも購入できますが、日本への直接配送に対応していないため、Spearnet(スピアネット)のような転送サービスを利用する必要があります。

Spearnetの使い方はこちらの記事で解説しています。

アルミ仕上げの筐体が格好良い

それでは実機を見ていきましょう。

Chromebookとしてはやや高い価格帯のR13ですが、簡素な見た目の外箱です。

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箱を開封すると本体とご対面です。

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本体の紹介の前に、まずは付属品から見ていきましょう。

ACアダプターとマニュアル類のみとなっています。

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海外製品ですが、100-240V、50-60Hzに対応していますので変圧器は不要です。

プラグはアース付きの3ピンタイプとなっているため、必要に応じて変換アダプタを用意する必要があります。

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それでは本体を見ていきましょう。

天板はサラッとした質感で、シンプルなデザインになっています。

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エッジの加工がアクセントになっていて格好良いです。

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底面には技適マークの印字されたシールが貼ってあります。

写真下部にある穴はスピーカーです。

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右側面には電源ボタン、3.5mmステレオミニ端子、ボリュームボタン。

Chromebookのキーボードにはボリュームキーも存在しますが、側面にも別に用意したのはタブレットモード等で使用する時の為の配慮でしょう。

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左側面にはUSB 3.0、HDMI、Micro SDカードスロット、そしてUSB Type-C。

R13は充電もType-Cで行います。

また、Type-AのUSB端子も用意してくれているのがありがたいです。

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両側面にある穴はスピーカーの役割があり、タブレットモード時等に底面のスピーカーが塞がれるため、左右からも音が出るようになっています。

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開いてみたところ。

ディスプレイはグレアパネル(光沢あり)になっています。

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USキーボードですので、英語⇔日本語の変換はCtrl+スペースで行います。

Acer Chromebook 14(CB3-431)との比較

これまで使用していたCB3-431と外観を比較してみます。

R13(写真左)の方がCB3-431(写真右)よりも落ち着いた印象を受けますね。

大きさの違いは小さいものの、バッグに入れる時などにはこの僅かの差大きなアドバンテージとなります。

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厚さの比較をしてみると、ほとんど差が無いことに驚きました。

CB3-431(写真右)は端部が弧を描いているため非常に薄い印象を抱いていましたが、折りたたんだ状態での比較ではほぼ同じという結果に。

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大きさの違いが僅かということもあり、重量差も小さいです。

CB3-431は1,510g

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R13は1,477gでした。

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そのほか、CB3-431の詳しいレビューはこちらへどうぞ。

処理性能の高さに大満足!

ここからは、実際に使用してみての感想です。

先に結論から述べますと、買って大満足の機種でした!

14インチではほんの少し大きいと感じていたので、一回り小さい13インチというサイズは作業のしやすさと持ち運びやすさのバランスがちょうど良いです。

重量面のメリットはほとんどありませんが、バッグに入れやすい点だけで、持ち歩いて出先で利用する頻度が大幅に増えたほどです。

処理性能はCB3-431から微増といった程度ですね。

Chromeでタブを20個ほど開いた状態でブログ記事を書いても、サクサクと軽快に動作します。

賛否の分かれるところではありますがグレアパネル(光沢あり)という点も嬉しいです。

日の当たる場所での視認性は落ちますが、室内での使用、特に動画視聴時などは映像が綺麗に見えます。

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カタログスペックで12時間という長時間のバッテリー持ちを謳っていますが、そこに偽りはありませんでした。

YouTube等も見ながら一晩使用していましたが、バッテリー切れに悩まされることもなく、10時間以上稼働し続けました。

Type-Cで充電できるので、専用のACアダプターを持ち運ばなくても出先で充電できるという点も助かります。

試しに巻取り式のUSBケーブルとType-C変換アダプタの組み合わせで充電してみると「低電力の充電器に接続されています。」との警告が表示されましたが、動画再生をしながらでも充電は可能でした。

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組み合わせたのはオウルテックの巻取り式USBケーブルとAnkerのType-C変換アダプタです。

Google Play・Androidアプリにも対応

Chrome OSはAndroidアプリへの正式対応が予定されていますが、機種によっては設定を変更することにより今すぐAndroidアプリを使用することができます。

このR13もその1つで、設定→Chrome OSについて→チャンネルの設定をBetaに変更することでGoogle Playストアが表示されるようになります。

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Wi-Fi経由でデスクトップPCのファイルを管理したいと考えていたのでESファイルエクスプローラーをインストールしました。

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動作も問題なく快適です。

とはいえ私はChromebookでAndroidアプリを使えるかどうかという点は、機種選び時の優先度としては低いと考えています。

同じ価格でしたらもちろん出来ることが多いのに越したことはありませんが、価格を上げてまで使えるようにする必要があるかと問われれば正直無いでしょう。

Chromebookを初めて購入しようと考えている人は、Google Play対応機種かどうかよりも、価格とRAMの量を最優先することをおすすめします。

コストパフォーマンスを求める人にぴったりのChromebook

ASUS Chromebook Flip C302CAやSAMSUNG Chromebook Pro/Plus等、2in1タイプの高級Chromebookが多く登場しています。

しかしChromebook最大の魅力低スペック機でもサクサク動くことだと私は考えているので、そこまでの高性能・高機能機はいらないのではないでしょうか。

その点、399$というR13のコストパフォーマンスは非常に優秀だと感じています。

R13は個人的に大満足の機種ですが、日本で販売していない・米Amazon.comでの日本への直接配送不可という点は大きな障壁となります。

海外通販に慣れている・手間がかかっても欲しいと思える人向けとなってしまいますが、個人的にはベストバイなChromebookだと自信を持ってオススメできますので、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

また、割高ではありますが並行輸入品が国内Amazon等で販売されています。

転送サービスを使うのに抵抗のある人にはこちらも選択肢として検討してみてください。

それではまた。

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