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ASUS Chromebook C223NAレビュー|イマドキのChromebookデビューにおすすめの1台

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

先日「わたしのネット」にて、Chrome OSを搭載したノートパソコン(ラップトップ)であるChromebookの魅力を語らせていただきました。

本日は、魅力的な機種が数多くあるChromebookの中でも2020年現在のChromebookデビューに最適の1台と感じている機種『ASUS Chromebook C223NA』を紹介します。

この記事ではC223NAを半年ほど使ってみた感想をもとに「C223NAがChromebook入門におすすめの1台」と言える理由を解説していきますので、「Chromebookって、どんなパソコンなの?」のようにChromebookそのものの魅力・特徴を詳しく知りたい方は、まずは私が書いた寄稿記事から読んでみてください。

ASUS Chromebook C223NAとは

ASUS Chromebook C223NAは2018年秋に登場したChromebookです。

先に海外で販売が開始され、現在は日本国内でも購入できるようになりました。

国内販売が行われるChromebookの選択肢自体がかなり限られているため、国内でも入手しやすい機種が増えるのはありがたいです。

そのうえC223NAは発表時からChromebookユーザーの間で非常に注目が集まっていたモデルですので、国内販売開始時の盛り上がりはなかなか新鮮でした。

その人気の秘密はなんといっても、押さえるべきポイントを徹底的に押さえ、ユーザーのニーズを「これでもか!」と満たしている点でしょう。

快適に動かすうえで必要最低限のスペック、かゆい所に手が届く絶妙なインターフェース、そして「持ち運んでください」と言わんばかりの軽量な本体設計と、文句のつけようが無い無難オブ無難マシンなのです!

詳しくは、後ほど実機を見ながら解説していきます。

海外限定!レッドカラーのC223NAを購入

国内販売もされているC223NAですが、私は2つの理由から、海外のAmazon.comで購入することにしました。

1つ目の理由は、やはり価格です。

国内での販売価格はASUSの公式ストアで配送料込み38,500円なのですが、海外から購入すると同じく配送料込みでも3万円以内となるため、1万円ほどの差になります。

20~30万のような買い物ならともかく、送料込みで4万円以内で済む買い物で1万円の差はなかなか大きいですよね。

しかし、海外通販は初期不良や故障などのトラブルがあった時の対応が、日本国内での買い物と比べ物にならないほど面倒です。

私の場合は海外通販にも慣れており、トラブル対応も含めて楽しめますが、保証や修理対応を考えると国内で購入することをおすすめします。

そして、C223NAを海外から購入したもう1つの理由が本体カラーです。

国内で購入できるC223NAのカラーはグレー1色のみですが、海外ではレッドがカラーバリエーションとして存在します。

「C223NAは魅力的だけど、他の人と被る率が高いのはちょっとなぁ…」なんて悩んでいた矢先のレッドカラー発売はまさに朗報でした。

そうして海外Amazon.comでレッドカラーが販売開始して即購入に至ったわけです。

ASUS Chromebook C223NA実機レビュー

ASUS Chromebook C223NA レッド 天面

それではASUS Chromebook C223NA(C223NA-DH02-RD)の実機を見ていきましょう。

筐体は良い意味で「オモチャっぽさ」があり、「格好良い」よりも「可愛い」という評価がしっくりきます。

ASUS Chromebook C223NA レッド 天面

天面には光沢感があるものの意外と指紋が付きにくく、汚れを気にせずに触れることが、神経質な私にはありがたいです。

ASUS Chromebook C223NA レッド 底面

つやつやした天面に対し、底面はざらっとしたマットな質感になっています。

ASUS Chromebook C223NA レッド 技適表記

技適表記もされており、海外版といえど日本国内でも問題無く使用できます!

ASUS Chromebook C223NA レッド 液晶ディスプレイ

11.6インチのディスプレイは、タッチ操作に非対応なこともあって、光沢の無いノングレアパネルを採用されています。

個人的にはグレアパネル(光沢あり)の方が好きなのですが、陽のあたる窓際では反射して視認性が悪くなる・目が疲れやすいことなどから、ノングレアの方が万人受けしますね。

ASUS Chromebook C223NA レッド キーボード

私が購入したのは海外版ですのでキーボードは英字配列となっていますが、国内で正規販売されている国内版は日本語キーボードです。

このあたりの好みも「C223NA、国内版を買うか海外版を買うか問題」の基準としても良いでしょう。

ちなみに英語キーボードの場合、日本語入力の切り替えには「ctrl+スペースキー」で行います。

快適に持ち歩ける3つのポイント

持ってみて驚かされるのは、その軽さ!

コンパクトで、そして良い意味でチープな筐体の重量は999gと、なんと1kgを切っています

ASUS Chromebook C223NA レッド 左側面 端子類

それでいて端子類は過不足の無い構成で、USB端子はType-AとType-Cの2種類、3.5mmヘッドホンジャックやmicroSDXCカードリーダーまで備えている隙の無さ。

最近のラップトップですとType-Cのみしか用意されていない機種も珍しくありませんが、USB Type-Aやカードリーダーは活躍の機会も多いですよね。

ハブをいちいち繋ぐのも面倒ですので、本体の端子のみで解決できるC223NAこそ攻守ともに隙が無い、まさに「ちょうど良い」構成です。

そして、何より嬉しいのはUSB Type-C端子で充電を行えることです。

私はAndroidスマートフォンを愛用しており、そちらも同じUSB Type-Cで充電するため、ケーブルや充電器類をスマートフォンとラップトップで共通化できることで荷物を減らせます。

ASUS Chromebook C223NA レッド 右側面 端子類

さらに、Type-C端子が本体左右の側面に1ポートずつ配置されているのですが、そのどちらでも充電が可能になっているので、作業環境のコンセント位置に合わせて対応できる柔軟性の高さも魅力です。

また、モバイルバッテリーでも充電が可能なため、コンセントの無い場所でも安心して長時間作業できます。(「低電力の充電器に接続されています。」と通知が表示されますが、動画再生をしながらでも少しずつバッテリー残量が少しずつ回復していきました。)

  • 1kgを切る軽量な本体
  • ハブ無しでも困らない充実の端子類
  • モバイルバッテリーでも充電可能

これら3つのポイントは携帯性の高さに直結しており、どこからか「持ち歩いて使ってくれ!」なんて声が聞こえてくるようです。

ラップトップなんて持ち歩いてなんぼですし、気軽に持ち歩けて場所を選ばずカバンからサッと取り出して使える手軽さからは、心地よさすら感じます。

Chrome OSだからこそ実現できるもう1つの「軽さ」

軽くて持ち運びやすいと言っても、動作が重たければお話になりませんよね。

ハードウェアスペックで見れば、C223NAの処理性能はお世辞にも高いとは言えません

IntelのデュアルコアCPU Celeron N3350にRAMは4GBという構成で、もしもこのマシンでWindowsを動かそうと思えば、何をするにしてもストレスを感じるようなマシンスペックです。

しかし、Chrome OSではRAMが4GBあれば、ブログを書いたりYouTubeで動画を見たりする程度であればストレスなくサクサクと動かせてしまいます!

最近はChrome OSも多機能化に舵を切っているようにも感じますが、それでもOS自体の軽さによる動作の軽快さは未だ健在です。

2020年のスタンダードなChromebook

ASUS Chromebook C223NA レッド Chromeロゴ

必要以上にスペックを持っていないが故に、価格も国内版で4万円程度と手頃に抑えられています。

Chromebookの中には10万円を超えるような高性能・高級マシンも存在しますが、Chromebookに詳しくない層からは、やはりChromebook=安いという印象を持たれている方が非常に多いです。

Chrome OSの多機能化に合わせて高級Chromebookも年々増えているなか、3~4万円程度の価格で快適に動作するC223NAはまさに、これまでのChromebookが持たれていたイメージにマッチする機種です。

レガシーな端子も用意しつつもUSB Type-C充電への対応といったトレンドは押さえており、イマドキ感を備えた古き良きChromebookとでも言いましょうか。

C223NAは「特徴が無いのが特徴」とも言えるくらいに無難でありつつも、よくよく見ると機能・性能・価格などのあらゆる要素に隙が無く、だからこそ私をはじめ多くの支持を得られたのでしょう。

「Chromebookってどうなの?」を知りたい人に布教用端末として使用

ASUS Chromebook C223NA ゲストモード

Chrome OSにはゲストモードと呼ばれる、その名の通り本人以外が使う場合に最適な機能が存在します。

ゲストモードでは普段の閲覧履歴や保存されたデータが見られないまっさらな状態で使用できるうえ、ゲストモードを終了するとゲストモード中に入力した履歴や情報も残らず綺麗に消えます。

私はそのゲストモードを利用して、C223NAを「Chromebookの使い勝手を試してみたい人」に渡して、実際に触ってもらっていました。

勉強会でお会いしたもりっち(id:ownhome)さんにお貸しして、がっつり4時間ほど使ってもらった結果…

なんと、その数日後にASUS StoreでC223NAを購入されました!

Chromebookブロガーをまた1人増やすことに成功ですw

その後も満足してお使いいただけているようで嬉しいですね。

もりっちさんの他にも、キャンプブログ CAMPERSを私と一緒に運営しているベニィ(@beny4253_klx250)さんも、以前に私が愛用していたChromebookを使用して記事を書いています。

ウェブブラウジングと文字入力、そして簡単な画像編集を行うブロガーと、それらの用途を低価格・低性能機でも快適にこなせるChromebookは相性ぴったりです。

前述した高級Chromebookの例もあるため「Chromebook=安い」なんて印象は持っていただきたくはありませんが、「安くてもサクサク動くのがChromebook」だということは声を大にして伝えたいところです。

C223NAはChromebookデビューにおすすめ!

「Chromebookを試してみたいけど、どの機種を選んだら良いのか分からない」と悩んでいる人におすすめしたい、2020年におけるChromebookのスタンダードとも呼べる機種、それがASUS C223NAです。

Chromebookに前々から興味を持っていた方はもちろん、数年前のChromebookを使い続けられている人にも、イマドキのChromebookとしてぜひ使っていただきたいですね。

昔からのChromebookらしさと2020年のトレンドをぎゅっと凝縮した、非常に完成度の高い1台です。

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