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DMMの50型4Kディスプレイが1万円の大幅値下げ。ドン・キホーテに対抗?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

DMMが、格安大型4Kディスプレイ「DMM.make ディスプレイ」の価格を1万円値下げすることを発表しました。

本日は、DMMがディスプレイの値下げを決めるきっかけとなったのではないかと私が考えているとある商品についてお話をさせていただきます。

ドン・キホーテが格安の50型4Kテレビを発売

DMMが今回の値下げを決めた理由として考えられるのが、こちらのニュースです。

av.watch.impress.co.jp

その内容はドン・キホーテが50型の4Kテレビ「LE-5050TS4K-BK」を54,800円(税抜)という低価格で販売するというもの。

DMMの商品は4Kディスプレイでしたが、ドンキの商品は「4Kテレビ」ですので、当然ですがテレビ番組を視聴できます。

地上/BS/110度CSデジタルチューナーを各2系統搭載しており、USBでHDDを接続すればテレビ番組を視聴しながら裏番組を録画することも可能です。

低価格のテレビですと録画機能を備えていない機種も多いですが、ドンキの格安4Kテレビは機能面も豊富ですね。

1万円あれば3TBのHDDも購入できますし、テレビ番組をある程度見るような人には嬉しいポイントです。

50型の4Kテレビで税抜きで54,800円、税込みでも6万円以下の価格設定は、日本国内における4Kテレビの価格帯を考えるとまさに価格破壊です。

「安かろう悪かろうなのでは」と心配をする人もいるかと思いますが、バックライトに直下型のLED、さらに東芝が開発したメインボードを採用しており「実質REGZAでしょ」と言われるほど。

発売日は本日6月15日ですが、既にフライングゲットした人もちらほらと出ており、疑似4K(RGBW)では無く応答速度も良好とかなりの高評価がされています。

気になる点としては、PCと接続した際に4K・60Hzだと文字が滲んでしまうという問題が出ていること。

現時点での評価ではPCとの相性はいまひとつのようですが、映像は綺麗で応答速度も速く、テレビや動画用途としてはコストパフォーマンスは抜群ですね。

HDMI端子はARC(オーディオ・リターン・チャンネル)対応ですので、サウンドバーやオーディオシステムと接続してテレビ音声を迫力のサウンドで楽しむことも可能です。

DMMが大幅値下げ

そんなドンキの優秀な4Kテレビが54,800円、それに対しDMMの商品はチューナーレスで59,900円では、後者を選択する人は少ないでしょう。

そこで打ってきた対策が1万円の大幅値下げなのではないかと妄想しています。

この値下げにより、DMMの50型4Kディスプレイは49,900円(税抜)で購入できます。

今回値下げされたのは50型の「DME-4K50D」のみで、65型の「DME-4K65D」は従来の159,900円から変更はありません。

ドンキの4Kテレビ発売日に、ドンキの4Kテレビと同じ50型のみを1万円値下げとは、これはもう対抗してきたとしか思えませんね。

また、価格以外でもDMMのディスプレイが勝っている点は存在します。

入力端子はDMMが優勢

ドンキの4Kテレビで私が気になった点は入力端子です。

HDMIが3系統あるものの、4K・60Hzに対応しているHDMI 2.0は1系統のみで、残り2つは4K・30Hzまでしか対応していないHDMI 1.4と、4Kに非対応のHDMI 1.3aとなっております。

4K出力対応機器が複数存在する環境との相性はあまり良くはありませんね。

一方、DMMのディスプレイは4系統のHDMI端子全てがHDMI 2.0となっております。

レビュー記事でも書きましたが、全てのHDMI端子で差が無いというのは扱いやすくて助かります。

画質について

テレビ・ディスプレイにおいて最重要とも言える画質についてですが、現段階でははっきりと優劣をつけることは出来ません。

こればかりは生で見てみないと判断が出来ませんので、近所のドンキに実機を見に行ってきます。

先ほど、ドンキの4KテレビはPCでの4K・60Hz入力時に文字が滲むという話を出しましたが、DMMのディスプレイも文字が読みやすいとは思えませんでした。

また、DMMのディスプレイは発色もやや淡く、お世辞にも高画質とは呼べないものと感じています。

それに対しドンキの4Kテレビは映像面でかなりの高評価をされており、Twitterにアップされている画像も鮮やかな物が多く、期待が膨らみますね。

実物を見てきましたら、記事に追記させていただきます。

追記:実機を見てきました

近所のドンキで実機を見てきました。

感想ですが、テレビとしてなら全然アリですね。

発色に不自然さが無く、残像感もありませんでした。

パネルのグレア感も好みです。

しかし、私が行ったドン・キホーテ沼津店では店頭在庫は既に品切れで、入荷は8月中旬になるとのこと。

第1回目の入荷がまだの店舗もありますが、それを逃すと数ヶ月待ちになりそうです。

欲しい人は早めに近所のドンキをチェックしてみると良いでしょう。

私は…

今のところ、どちらの商品も購入予定はありません。

理由はどちらの商品にもDisplayPortと呼ばれる入力端子が付いていないためです。

DisplayPortが付いていないと私のPCから4K・60Hz入力が出来ないので、DisplayPortの搭載は必須ですね。

HDMIでの4K・60Hz出力が可能なグラフィックボードを搭載するという選択肢もありますが、私のPCは省電力性を重視して組んでいるため、消費電力が増加するグラフィックボードの増設はあまり好ましい手段ではありません。

DisplayPortは主にパソコン用を想定されたインターフェイスのため、「テレビ」や「テレビからチューナーを抜いたもの」のようなAV用途向けの製品には搭載されていないことが殆どです。

現在使用しているPHILIPSの42.5型4Kディスプレイ「BDM4350UC/11」は入力端子・画質ともに文句なしな商品ですので、このままサイズを大きくした商品に登場してもらいたいですね。

最後に

今のところ購入予定は無いとは書きましたが、ドンキの格安4Kテレビのような個性的な商品の登場は嬉しいです。

各メーカー間で競い合うことで、ユーザーはより良い商品を適切な価格で手に入れられるようになります。

今回の件ですとDMMがディスプレイの値下げに踏み切りました。

日本では海外に比べて4Kテレビの価格がまだまだ高いので、こういった出来事をきっかけに普及しやすい価格になっていってもらいたいですね。

それではまた。

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