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Fitbit Charge 2を半年間使用してみた感想まとめ。バンドの交換や新機能も紹介します。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

世界中で人気のアクティビティトラッカー「Fitbit Charge 2」

昨年の10月に購入してから、寝る時もお風呂に入る時も運動する時も身に着け、がっつりと使い続けています。

本日はそのFitbit Charge 2を半年以上使用してみての感想、良かった点・気になった点の両方を包み隠さずお話しします。

また、発売以降に強化された機能や、以前に書いた記事であまり触れていなかったマルチスポーツ機能、さらにバンドの交換までも合わせてご紹介します。

Fitbit Charge 2について

Fitbit Charge 2は心拍計付きのアクティビティトラッカー(活動量計)です。

歩数や心拍数に加え、睡眠状態や階段を登った階数まで記録できるうえに価格は2万円弱と手頃なことから非常に人気の高い商品です。

私はもともと前モデル「Fitbit Charge HR」を使用していましたが、その満足度の高さからFitbit製品の虜となってしまい、Charge 2も発売日に購入しています。

購入後1〜2週間ほど使用しての感想はこちらの記事でご覧ください。

Fitbitからは最近ですとバッテリー持ちが優秀かつ本体が薄くコンパクトな心拍計付きモデル「Fitbit Alta HR」も登場しています。

機能面はAlta HRの方が少ないものの、バッテリー持ちと本体サイズを重視する人、特に腕の細い女性に人気の機種になっています。

Charge 2、Alta HR、そして心拍計測機能の無いAltaの3機種の違いはこちらの記事で解説しています。

バッテリー持ちについて

それでは、Charge 2を半年以上使用してみての感想と、前回の記事であまり触れていない機能、この半年で追加された新機能について書いていきます。

まずはバッテリー持ちについて。

Fitbit Charge 2のバッテリー持ちをしっかりと検証するため、以下の状態で使用していました。

  • 仕事中も装着し続ける
  • スマートフォンと常に接続しておく
  • 自動同期ON

平日昼間の仕事中にも着け続け、なおかつ常にスマートフォンと同期し続けるようにしました。

これにより、同期ボタンを適宜押さずともCharge 2で計測されたデータが保存され続けます。

この状態で使用してみて、果たしてバッテリーはどのくらい持ったのかですが…

結果として申し上げると、なんと丸6日もの長い時間稼働し続けました。

前回の記事での検証では昼間は外した状態でしたが、ほとんど差がありません。

カタログスペックが約5日となっていますので、これは驚きです。

心拍センサーの精度について

次に、心拍センサーの精度についてのお話です。

Fitbitのアクティビティトラッカーに搭載されている心拍センサーは通常よりも高い値が表示されると海外で訴訟問題になっており、前回の記事でも精度が心配というコメントが寄せられていました。

gigazine.net

当時の発表によると、上位のSurgeの方がCharge HRよりも高い値が出やすい傾向があったようです。

Charge 2の心拍センサーに関してですが、Charge HRと同傾向という印象です。

私はCharge HRを使用していた頃から、訴訟問題で騒がれたような「実際より高い数値」を見たことがありません

それよりも、実際よりも低く表示されてしまうことがあったくらいです。

今回のCharge 2でも同様の現象が確認されましたが、精度が落ちると私が感じたのは以下のパターンです。

  • 心拍が急上昇した場合
  • 汗で濡れていて腕からズレた場合

とは言え、急上昇した後も少々のタイムラグがある程度ですぐに心拍数が反映されますのでご安心を。

入浴時や睡眠時を含めた日常生活はもちろんのこと、ランニングやサイクリング、ウェイトトレーニングといった運動時も常に身に着けていますが、心拍数の精度に関しては文句無しです。

睡眠トラッキング機能の向上

睡眠の質を計測出来る睡眠トラッキング機能は従来のCharge HRや発売当時のCharge 2にも備わっていましたが、先日のアップデートで、より詳細に記録されるようになりました。
左が以前のCharge 2で記録したデータ、右がアップデート後のCharge 2で記録したデータになります。

f:id:hrktksm:20170606220313p:plain

それでは、それぞれのデータの詳細を見てみましょう。

こちらが以前のCharge 2で記録したデータです。
睡眠の段階を目覚めた状態・寝返りを繰り返している状態・睡眠状態の3段階で記録しています。

f:id:hrktksm:20170606220307j:plain

そしてこちらが現在のCharge 2で記録した睡眠データです。
目覚めた状態・レム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠の4段階となり、更に横棒グラフによりパッと見てわかりやすくなりました。

f:id:hrktksm:20170606220301j:plain

さらに30日間の平均や、同性・同世代の平均との比較も出来ます。

f:id:hrktksm:20170606221254p:plain

たくさん寝ているはずなのに疲れが取れない…と感じる人にはありがたい機能ですね。

マルチスポーツモードについて

Charge 2がAlta HRよりも優れている点の1つがマルチスポーツモードです。

ペアリングしたスマートフォンのGPSと連携することで、ランニング・サイクリング時には走行ルート速度のトラッキングが出来ます。

f:id:hrktksm:20170606212001p:plain

ちなみにこのデータは現在、自転車で日本一周中のあめよふれ(id:afrokanchan)さんと一緒に走った時のものです。

http://www.toritemi.com/japan-7daywww.toritemi.com

速度や心拍はこの通り一緒に走っている間は控えめで、合流前・解散後はやや高くなっています。

f:id:hrktksm:20170606212006j:plain

ちなみにランニングやサイクリング以外のスポーツ時のトラッキングの場合は、心拍や消費カロリーのみが記録されます。

サイクリング時の速度や心拍、走行ルートのトラッキングでは、GPS・心拍計測機能付きのサイクルコンピューターやスマートフォンのSTRAVAアプリを使用するのが一般的です。

しかしそこまで本格的にガツガツ乗らない人や、自転車以外のスポーツも頻繁に行い1つのアプリで集約したい人にはCharge 2でトラッキングが行えるというのは便利です。

私も以前はサイクリング時のトラッキングにはSTRAVAを使っていましたが、現在はCharge 2で必要十分と感じています。

バンドの耐久性

さて、バッテリー持ちやトラッキング精度の向上でたいへん満足しているCharge 2ですが欠点も存在します。

それがバンド部の耐久性について。

前モデルCharge HRからCharge 2になって新たに出来るようになったことの1つがバンドの交換です。

f:id:hrktksm:20170615052049p:plain

バンドを交換できるようになったのは便利ですが、その影響で耐久性は落ちてしまったようです。

この写真をご覧ください。おわかりでしょうか?

f:id:hrktksm:20170606215951j:plain

シリコン部分が剥がれ、浮いてきてしまっています。

f:id:hrktksm:20170606215957p:plain

機能面では全く支障はありませんが、常に身につけている物ですのでペロンとめくれてしまっているのは気になりますね。

というわけで、交換用のバンドを購入してみました。

色はブラックを選択。

f:id:hrktksm:20170606214127j:plain

左が今回購入したWearlizerのバンド、右側の丸まっているのがこれまで使用していたCharge 2のバンドです。

f:id:hrktksm:20170606214135j:plain

長さを比較してみると、Charge 2のLサイズのバンドとほぼ同じ長さでした。

f:id:hrktksm:20170606214148j:plain

交換完了です。
元々のバンドと材質・形状ともに似ており、Charge 2がまるで新品に生まれ変わったかのようで嬉しいですね。

f:id:hrktksm:20170606214154j:plain

シリコン製のバンド以外にも、レザーや金属製の交換用バンドも多く販売されているため、気分に合わせて交換なんてことも楽しめます。

最後に

前モデルのCharge HRを持っていた私がCharge 2を半年ほど使用してみましたが、買って良かったと本気で感じています。

心拍センサー付きアクティビティトラッカーとして、順当に進化を遂げていますね。

特にバッテリー持ちに関しては購入前に最も不安を抱いていたポイントだったため、予想を遥かに超える結果に喜びを隠せません。

安価なアクティビティトラッカーを使用している人のグレードアップとしてはもちろん、初めて購入するという人にも間違いなく満足してもらえる商品です。

日々の活動量を視覚化したい・データを見るのが好きといった人は、Fitbit Charge 2をぜひ試してみてください。

それではまた。

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