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SONY Xperia X Performanceの外観レビューとベンチマーク結果

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Xperiaの新シリーズ「Xperia X」の最上位端末「Xperia X Performance」

ハードウェアの仕様だけを見ると「Z3の頃から何も進歩していない」とも評価されているXperia X Performanceですが、実際のところはどうなのでしょうか。

本日はそんなXperia X Performanceの外観のレビューやベンチマーク結果をまとめていきます。

Xperia X Performance本体について

Nextbit Robinとの比較

まずはNextbit Robinとの比較をしていきます。

5.2インチのRobinに対し、Xperia X Performanceは5インチと、一回り小さくなっております。

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最上位の端末でディスプレイが5インチというXperiaはZ1以来となりますね。

Z2以降は5.2インチで、Z5 Premiumに至っては5.5インチとなっていました。

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厚さが少々気になります。

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ここ最近のZシリーズと比較してもX Performanceはかなり分厚くなっています。

Z3よりも厚く、Z2よりは薄いという感じですね。

毎回毎回薄さをアピールしてくるXperiaとしては少々意外でもあります。

この点につきましては後述するベンチマーク結果の際に少々触れましょう。

SIMとSDカードは1つのトレーに

国内版ではデュアルSIMには対応していませんが、HUAWEI P9 liteと同じような1トレーで2枚のカードをセットする方式になっています。

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海外のデュアルSIM対応版では、ここのトレーがおそらく変更になるのでしょう。

3GとLTEの同時待ち受けも可能と言われており、海外版はなかなか魅力的ですね。

美しい仕上がり…それ故に残念

カメラ周りや側面など、非常に美しい仕上がりとなっています。

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滑らかな丸みを帯びた形状のおかげで、多少厚みを増した本体でも手にしっくりとくる心地よい感触。

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そんな美しい仕上がり故に、背面下部の樹脂パーツが気になります。

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この点ですが、国内版限定の仕様となっています。

アンテナの受信強度を高めるためとのことですが、これまでのZシリーズと比較するとデザイン面でも詰めの甘さが気になってしまいますね。

気になる人はグローバル版を購入されることをオススメします。

指紋認証について

Xperia Z5ではネガティブな意見も多く挙がっていた指紋認証ですが、X Performanceでは大きく改善されたように感じます。

Robin同様に電源ボタンと指紋センサーが一体化した構造になっていますが、Robin以上に高速です。

スペック表では判断できない箇所に改善が見られると嬉しくなりますね。

専用ケース

今回、Xperia X Performanceを購入したのは私の父なのですが、一緒にソニー純正のケースも購入していました。

全体的に厚みを感じるケースですね。

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ハードウェアキーは盛り上がっていまして、ボタンの位置がわからなくて困るようなことはありませんでした。

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電源ボタン(指紋センサー)周りが広く開いており、指紋認証の妨げにならないというのも高ポイントです。

hrktksm.hatenablog.com

このケースは画面側に蓋がありますが、閉じた状態で操作が可能です。

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もちろん操作性は悪くなりますが、ちょっとした通知の確認程度でいちいち蓋を開かなくて良いというのはなかなか快適です。

ちなみに父はauショップの店員に64GBのSDカードを2万円で猛プッシュされたそうですが、そちらは購入を回避できたようで一安心です。

ベンチマーク

さて、それでは定番のAnTuTuベンチマークを回した結果をお見せしましょう。

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端末名スコア
Xperia X Performance110,455
P9 lite53,290
Nexus 675,095
Robin73,136

スコアはSnapdragon820を搭載しているというのもあり、非常に優秀です。

ここ最近で私がベンチマークを実施した端末ではずば抜けており、エントリークラスのP9 liteはもちろん、1年半前のハイエンドであるNexus 6など、2位以下に大差をつける結果となりました。

また、これだけの結果を出しつつも高負荷時に本体がそれほど熱くならなかったという点も嬉しいですね。

Xperia ZシリーズはZ3の辺りからCPUの発熱を制御しきれずにスコアを伸ばせなかった印象を受けていましたが、そこをようやく改善できたのではないでしょうか。

おそらく、そのあたりの改善の為に分厚くせざるを得なかったのかなと想像しています。

Xperia X Performance総評

良く言えば「優等生」になったのかなという印象です。

薄さや4K動画撮影など、これまでアピールしてきていたポイントを削ってでも、不満の少ない端末に仕上げようとしてきたのではないでしょうか。

しかしその分、特筆するような面白さが無くなってしまい、個人的には物欲の湧かない端末となってしまっています。

「オススメの端末ある?」と聞かれて、おそらく私がXperia X Performanceを勧めることは無いでしょう。

価格度外視での性能面でしたらGALAXY S7 Edge、コストパフォーマンスならばHUAWEI P9 liteなどなど魅力的な端末は他にもありますからね。

hrktksm.hatenablog.com

「Xperia Z6を開発している」という噂も流れていますし、買いたくなるような魅力的な端末に期待したいです。

それではまた。

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