10月14日に発売したじゃがりこ 激辛インドカレー味が、「食べる地獄」「お菓子の中で1番辛い」などなど、たいへん評判になっています。
辛い物が大好き(得意とは言ってない)な私としても、これは見逃せません!
というわけで早速買ってきたのですが、実際に食べてみると予想外の結果に…?
今回は、じゃがりこ 激辛インドカレー味を食べてみた感想と、じゃがりこを使ったアレンジレシピを2つご紹介します!
じゃがりこ激辛インドカレー味はそんなに辛くない?
人によって得意な辛さと苦手な辛さがありますよね。
私の場合は唐辛子やタバスコ系の辛さ耐性は結構高いのですが、カレーの辛さには結構弱いです。好きですけど、弱いです。
どのくらい弱いのかですが、ココイチの4辛が水を飲みながらでないと食べられないと言えば分かりやすいでしょうか。
さて、そんなカレーの辛さ耐性の低い私が「一口目を食べた直後から、のたうち回るほどに辛い」なんて評判のじゃがりこ 激辛インドカレー味に挑むのですから、緊張と期待も高まるというもの。
1本を食べてみると…
あんまり辛くないような?
いや、確かに辛いには辛いです。
ヒリヒリするくらいには辛いのですが、飲み物に頼らずともぱくぱく食べられてしまいます。
私の感覚では、このじゃがりこ激辛インドカレー味は、ココイチの2~3辛程度かなといったところでしょうか。
前評判でハードルがグーンと上がっていただけに、ちょっと拍子抜けですね。
じゃがりこアレンジレシピで調理してみた
辛さがいまひとつ物足りなかった激辛インドカレー味ですが、せっかく2個も買ってきてしまったので、どうにか工夫してそのポテンシャルを引き出せないかを模索してみました。
そこで辛さアップを狙いつつ、インドカレー風味を生かしたアレンジレシピを2つ試してみたので、ここで紹介します。
じゃがアリゴ
アレンジレシピ1つ目は、SNSで話題の料理研究家リュウジ(@ore825)さん考案の「じゃがアリゴ」です。
恐ろしく簡単に今流行りのフランスの伸びるチーズマッシュポテト「アリゴ」をじゃがりこで錬成することに成功しました
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 28, 2019
「じゃがアリゴ」
じゃがりこ一個に塩とさけるチーズ一本裂いて入れ熱湯150cc入れ蓋し数分待ち混ぜるだけ
じゃがりことさけるチーズが旨いから当然旨い、約束された勝利、お勧め pic.twitter.com/WtLdmBAUfN
チーズが入って、よりマイルドな味になるのではと思いきや、大好きなVTuberぽんぽこさんの動画で「温かくなることで辛さの感じ方も増す」と知り、私も試してみることに。
ぽんぽこさんの動画はこちらです!
じゃがアリゴ激辛インドカレー味で使った材料は以下の通り。
- じゃがりこ 1個
- さけるチーズ 1本
- 熱湯 150ml
リュウジさんのレシピでは塩も入れるように推奨されていますが、激辛インドカレー味ではもともとが濃いめの味付けとなっているため、他の調味料は入れずに作ってみることにしました。
まずは、じゃがりこを耐熱容器に移します。
その上に、さけるチーズを手で細かく裂いてのせていきます。
150mlの熱湯を、チーズにかけるようにして注ぎましょう。
ラップで蓋をして、このまま5分ほど放置します。
5分経ちましたが、チーズがほどんど溶けていないですね。
というわけで、レンジで追加加熱です。
様子を見ながら800Wで20~30秒ほど追いチンしてみました。
チーズ表面がとろっと溶けて、なんだか良さげです。
完全に溶かす必要は無いため、温めはこのくらいで良いでしょう。
ここからは、スプーンでひたすら混ぜていきます。
レンジから取り出した時点では水分とじゃがりこ、チーズが完全に分かれていましたが、スプーンで練っていくと気持ち良いくらいに綺麗に混ざり合っていきます。
1分ほど練ると、ねりけしを伸ばした時に近い、ほわほわした繊維感のある見た目になってきました。
2~3分ほど練って、水気もすっかり無くなったら完成です!
スプーンを持ち上げてみると、混ざり合ったチーズがもち~っと伸びて、食欲を刺激してきます。
食べてみた感想ですが…なるほど。チーズと水分が混ざることによる辛さの薄まりよりも、温められたことによる辛さアップの方が大きく影響していますね。
そのまま食べるよりも、温かいじゃがアリゴにした方が辛さをブーストできるので、元々の味が物足りなかった方にはぜひ試していただきたいです。
食感は、粘り気のあるポテトサラダといった印象で、これは他の味でも試してみたくなりますね。
調理方法も手軽で、バズったのが頷けるレシピでした!
じゃがりこオムレツ
もう1品は「45年間必死に生きてきた結果が…これなのか?」の1ページが有名な漫画内に登場する「じゃがりこオムレツ」です。
元ネタは「蒼太の包丁」という作品らしいのですが、私もネット上でよく見かける数ページ以外は読んだことありません…
しかし、そのじゃがりこオムレツは何度もリピートして作っている程度にはお気に入りです!
そんなじゃがりこオムレツ(2人分)の材料はこちらです。
- じゃがりこ 1個
- 卵 4個
- オリーブオイル 少々
まずはじゃがりこの蓋を開け、箱ごとバキバキと砕いていきます。
じゃがりこの原型がある程度残る程度に砕くと、後で食感も楽しめて個人的にはおすすめですが、焼く時の難易度はちょっと上がるので要注意です。
砕いたじゃがりこをボウルに入れます。
この時、もう少し細かくしたい場合はすりこぎ棒を使って押し潰すと、簡単に砕けます。
砕いたじゃがりこ入れたボウルに卵を加えます。
1人分のじゃがりこオムレツを作る量の目安は、卵2個に対し、じゃがりこは1箱の半分です。
じゃがりこと卵を混ぜたら、あとはフライパンで普通に焼くだけです。
卵がくっつかないよう、フライパンにオリーブオイルを入れておきます。
そういえば、鉄製のフライパンとテフロン・フッ素加工のフライパンとで、油を入れるタイミングが違うって知ってましたか?
鉄製ならフライパンを熱してから、テフロン・フッ素加工なら熱する前に入れるのが正解なのだとか。詳しくはサルワカさんの記事で解説されています。
フライパンを熱したら、じゃがりこを混ぜた卵を入れてオムレツを作っていきましょう。
私は横着者なので、本来は2人分のオムレツに使う量を1度でまとめて焼いてしまっています。
写真撮りながら焼くの難しい…難しくない?
2人分の量をまとめて焼いているのに加え、片手でスマホを持っての撮影に大苦戦しています。
悪戦苦闘の末に完成しました。
何と言いますか、ザ・不器用な見た目のオムレツですね。オムレツか、これ?
中がとろっとろのオムレツにしたかったのですが、撮影にもたついている間にすっかり火が通ってしまい、半月型の厚焼き玉子のような状態に。次回から本気出す。
肝心の味ですが、不思議なもので、じゃがアリゴと異なり辛さマシマシにはなっていないですね。
「食べ進めていくと、じわじわヒリヒリ辛くなる」といった、ボディーブローのような辛さのままです。
なのですが、カレーの風味がアクセントとなって、ケチャップなしでもそのままイケるほどの満足度の高いオムレツになっています!
じゃがりこオムレツはこれまでにもサラダ味やチーズ味で挑戦してみましたが、どれもそこまで味に大きな変化はありませんでした。
しかし、今回の激辛インドカレー味では、食感のみならず味にも大きな変化を与えてくれる点が良いですね。
「じゃがりこを入れる意味」が、他の味で試した時よりも大きく感じる、そんな一品でした。
オムレツというよりも厚焼き玉子のような食感になったためか、おつまみとしても好印象で、コンビニで激辛インドカレー味を見かけたらまた作ってみます。
じゃがりこ激辛インドカレー味に未挑戦の方はお早めに!
期待値が凄まじく高まっていただけに、じゃがりこ激辛インドカレー味の辛さには拍子抜け感が否めません。
一方、アレンジレシピで調理してみると、辛さやカレー風味が活きてきて、「激辛インドカレー味で試すからこその意味」を確かに感じられました。
今回ご紹介したじゃがりこアレンジレシピは、激辛インドカレー味以外で試しても、もちろんOKです!
激辛インドカレー味は2020年1月上旬に販売終了予定ですので、店頭から姿を消す前に1度挑戦してみてはいかがでしょうか。