私は自宅で主に2台のPCで作業をしています。
1台は自作のWindows機、もう1台はAcerのChromebook R 13ですね。
ベストバイな2in1モデル「Acer Chromebook R 13」購入レビュー!
そしてブログ記事の執筆作業に関してはほとんどをR 13で行っています。
R 13の特徴の1つにUSB Type-C端子で充電を行うという点が存在します。
本日はR 13やMacBookのように、充電にType-Cを利用するラップトップと組み合わせると便利な商品をご紹介します。
AUKEY USB Type-C マルチハブ「CB-C59」
本日ご紹介するのはAUKEYのUSB Type-C マルチハブ「CB-C59」です。
USB Type-C端子に接続することでUSB 3.0を3ポートとSD・Micro SDカードスロットを増設でき、HDMIでの外部映像出力も可能になるという機能満載のマルチハブです。
AUKEY様からサンプルを提供していただきましたので、早速見ていきましょう。
いつも通りのシンプルな外箱です。
CB-C59本体と、マニュアル・24ヶ月の保証ステッカーが付属。
底面はプラスチック製。
設置する箇所はゴム製ですので、滑らず安定します。
こちらの側面にはUSB 3.0が2ポートとSD・Micro SDカードスロット。
SDカードスロットとMicro SDカードスロットが存在しますが、2スロットの同時使用は出来ません。
両方のスロットに挿入した場合には先に接続されたカードを優先します。
HDMIとUSB 3.0が1基ずつに加え、給電用のUSB Type-C端子。
CB-C59の最大の魅力がポートを増設しながらも給電が可能な点です。
USB Type-C端子で充電を行うラップトップと組み合わせる場合に「ハブを繋いでいるせいで充電が出来ない」といった問題が無くなり、非常に便利ですね。
HDMI端子の最大解像度は4K(3840×2160)・30Hzとなります。
Chromebook R 13と繋いでみた
それでは実際にR 13と繋いで試してみましょう。
接続するとLEDがグリーンに点灯します。
さらっとした質感のアルミボディがマッチしており、まるで専用品のような印象を受けます。
外部映像出力も問題無し!
PHILIPSの4Kディスプレイ「BDM4350UC/11」にHDMI端子から映像出力してみました。
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13インチのChromebookと42.5インチのディスプレイだとサイズの差が凄いですね。
最大解像度は仕様通り4Kまで可能でした。
R 13にはもともとHDMI出力端子がついているのでハブを介する必要はありませんが、映像出力端子を備えていないラップトップを使用されている人には有り難い機能ですね。
充電時間の差
CB-C59のUSB Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)対応となっており、ラップトップの充電に適しています。
例えば、Chromebook R 13にUSB PD非対応の一般的なUSB端子から電源を供給すると「低電力の充電器に接続されています」と警告が出ます。
ハブを介することで気になるのが、充電に必要な電力が足りるのかという点。
そこで、専用ACアダプターを直接繋いだ場合・CB-C59を中継した場合で充電完了までの残り時間の違いを見てみた結果がこちらです。
状態 | 充電完了までの残り時間 |
---|---|
専用ACアダプターに直接繋いだ場合 | 1時間1分 |
間にハブを挟んだ場合 | 1時間12分 |
USB PD非対応の機器に繋いだ場合 | 警告が表示され、残り時間は不明 |
ハブを中継することで充電速度は低下するものの、警告も表示されずに残り時間の差も僅かなことから、充分な電力が供給されていることがわかります。
充電の妨げにならず、各ポートを増設できる優秀な多目的ハブですね。
カードリーダーも含め、R 13では問題なく使用できましたが、同じ2in1タイプのSamsung製のChromebook Plusには非対応とのことですので、Plusユーザーはご注意ください。
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MacBookユーザーにおすすめ!
Chromebook R 13とも相性ぴったりなCB-C59ですが、最も合うのはMacBookでしょう。
というより、もともとMacBookユーザーをターゲットにした商品でしょうね。
使用例もMacBookと一緒に写っている写真が多いです。
MacBookは給電用も兼ねたUSB Type-Cが1ポートのみで、外部機器を接続するにはハブがほとんど必需品のような立ち位置でした。
給電しながら多数の機器を接続でき、アルミ筐体が見た目の相性もぴったりということで、MacBookユーザーにぜひ使っていただきたい商品です。