SONYのハイブリッドスマートウォッチ wena wrist
ヘッドではなくバンド部に機能を集約することで、アナログな見た目の時計らしいヘッドと、スマートウォッチの便利な機能の両立を可能としています。
そんなwena wrist愛好家のためのイベント「wenaアンバサダー・ミーティング」が1年半ぶりに開催されました。
本日は第2回のアンバサダーミーティングのイベントレポートをお届けします。
第1回の様子はこちらの記事へどうぞ。
第1回 wena アンバサダー・ミーティング参加報告。SONY本社に行ってきました!
第2回 wenaアンバサダー・ミーティング
第1回のアンバサダー・ミーティングは品川のSONY本社ビル内で行われましたが、今回は品川のお隣である大崎のソニーシティ大崎での開催となりました。
1年半ぶりの開催となる第2回の内容は以下の通り。
- wena wrist pro/active開発者とプロジェクトリーダーによるトークイベント
- wena wrist pro/active分解会
- カスタムエンドピース抽選会
- wena開発陣との懇親会
- wenaヘッドお試しコーナー
- 即売会
事前に聞かされていたプログラム内容は以上でしたが、当日のサプライズということで目玉イベントも用意されていました。
目玉イベントについては記事の後半でご紹介します。
開発秘話や熱いコダワリを聞けたトークイベント
最初に行われたのはwenaプロジェクトチームリーダーとwena wrist pro/activeそれぞれの開発者3名によるトークイベントです。
開発秘話や苦労話、この場でしか言えないオフレコトークなどなどをたっぷりと聞かせていただきました。
私は初代wena wristを今でも使用しており、新商品のproとactiveは所有していませんが、こういった裏話を聞くと物欲が刺激されて買いたくなってしまいますね。
proとactiveの両方を分解!
前回のアンバサダーミーティングからの1年半。
wena wristは関連商品を数多く出してきましたが、その中でも目玉と言えばwena wrist proとactiveの2商品でしょう。
初代wena wristの正統進化系であるwena wrist pro
スポーツシーンでの利用を考え、心拍センサーを搭載したwena wrist active
前回のアンバサダーミーティングでも、4人1組の各テーブルでバンドを分解しましたが、今回は各テーブルでproとactiveの両方を分解するという…
大企業は予算のかけ方がちょっとおかしいですね。(※褒めてます)
内部構造や技術の説明を受けながら、順番にバラしていきます。
綺麗な箱に納まっていたのに、わずか数分で素人には元に戻せない状態になってしまいました。
proが37,000円でactiveが32,000円、1テーブル当たり約7万円でそれが…と、ついつい考えてしまいますね。
トークイベントで「防水に苦労してね…」なんて話を聞いた直後でしたので、「ここがさっき言っていた○○の部分か…」などなど、部品1つ1つ外していくたびに感心して息が漏れてしまいました。
カスタムエンドピース抽選会
wena wristの魅力の1つは「好きな時計をスマートウォッチ化できること」です。
スマートウォッチ機能はバンド側に集約されていますので、愛用していた腕時計にwenaのバンドを取り付けてスマートウォッチにするなんてことが出来ちゃいます。
wenaのバンド幅は22mm、さらに別売りのエンド幅変換パーツを利用すれば、18mm・20mmの時計にも対応させられます。
しかし、中には幅を合わせても干渉してしまって取り付けられない組み合わせも出てきます。
以前に私もHuawei Watchに取り付けようとしたものの、断念した経験があります。
18mmエンドピースでwena wristとHuawei Watchを組み合わせられるか試してみた結果…
今回行なわれたのは、そういったヘッドを持っている人向けにオーダーメイドでエンドピースを作ってくれるという企画でした。
1名限定で無料!とのことでしたが、申し込んだ人はいなかったのではないかなと記憶しています。
私はというと「あと1年早く、このイベントがあればHuawei Watchを取り付けられたかもしれないのに…」と、Huawei Watchを数ヶ月前に手放してしまったことを激しく後悔しました。
その後に購入したbeamsコラボヘッドもたいへん気に入っていますが、オーダーメイドや自分専用という響きはやはり憧れますしね。
wena×beams Chronograph Silver購入。青いヘッドが最高に格好良い!
wenaのヘッドがずらりと並ぶ光景は圧巻!
「wenaオフィシャルヘッドお試しスペース」が会場の端に用意されており、各ヘッドの実物を見て、さらに自分のバンドに取り付けて試着が可能でした。
特に気になったのは、ファッションブランドbeamsとのコラボした新モデル「Chronograph Solar Silver -beams edition-」です。
beamsコラボヘッドはこれまでにも登場しており、私も1つ所有していますが、いずれも非常に格好良いんですよね。
流石はファッションブランドとのコラボモデルです。
今回登場した最新のbeamsコラボモデルは、ソーラー式で太陽光による充電が可能なうえ、デザインも格好良いと、物欲をガンガン刺激してきます。
所有欲を満たしてくれそうですが、価格もヘッド単体で49,800円と少々お高め。
この場での購入も可能でしたので、私はかなり悩んでいました…
後に起こるとある出来事が無ければおそらく買っていたことでしょう。
もう1つ、ユニークなデザインのヘッドを挙げておくと「手塚治虫作品コラボモデル」も可愛いですね。
手塚治虫先生のマンガ作品とのコラボモデルということで、盤面には鉄腕アトムが描かれています。
写真で紹介したのは鉄腕アトムバージョンですが、ブラック・ジャック版も存在します。
懇親会でactiveの情報収集
食事とお酒を楽しみながらの懇親会も行われましたが、私は帰りに車の運転もあるのでソフトドリンクのみ。
懇親会中はwenaプロジェクトのメンバーとも自由に話せるので、wena wrist activeの開発を担当した方を捕まえて、仕様について詳しく聞いてきました。
私は普段、左手にwena wrist・右手にFitbit Charge 2を着けています。
心拍や睡眠のログはFitbitで記録し、wenaは電子マネー機能のみという使い分けですね。
Fitbitの自動睡眠トラッキングは本当に便利で、ちょっとしたお昼寝でも自動で記録してくれます。
このような常時記録をactiveで出来るのであれば、身に着けるのをwenaのみにしても良いかなと考えていました。
そんな質問・要望を投げてみたところ、ハードウェアレベルでの改修は必要無く、今後のアップデートで対応できるかも…?とのこと。
Fitbit Charge 2と同等以上のトラッキングが可能になれば買います!と約束をしてきましたので、activeの今後のアップデートに要注目です。
Fitbit Charge 2を半年間使用してみた感想まとめ。バンドの交換や新機能も紹介します。
オリジナルヘッドをかけたジャンケン大会!
今回の目玉イベントは、世界に1つのオリジナルヘッドをかけたじゃんけん大会です。
先日発売されたばかりの機械式ヘッドに、時計を改造する趣味をお持ちのwenaチームメンバーの方が独自で改修を加え、日付表示を追加したというシロモノ。
お試しスペースで機械式ヘッドを生で見てきた後で「機械式のwenaヘッド格好良い…欲しい…」と思っていたところに、更にマニア心をくすぐる「世界で1つ」という響き…
これはもう「欲しがるな」という方が無茶ですよね。
「2018年の運をここで使い果たしても良い!」と考えて全力で勝ちにいきました!
その結果…
大勝利…!!
確か6連勝ですね。あいこも負け扱いになるということで、3分の1を6回引き続けました!
じゃんけん大会で勝ち残った経験が全く無い私が、まさかこんな経験をすることになるとは…
土曜日なのに15時まで静岡の三島で仕事をして、それから東京に向かうというなかなかハードなスケジュールでしたが、頑張って良かった…と心の底から思いました。
大興奮で賞品を受け取って席に戻ると、他のアンバサダーの方々から「写真を撮らせて」とお願いされたのですが、5分くらいは指が震えており、まともに持てませんでした。
撮っていただいた写真がぶれていたらすみません。。。
ほんの1時間ほど前に実物を見て、憧れた機械式ヘッドが自分のものとなりました。格好良い!!
ちなみに日付表示を追加するために、内部のムーブメントも通常とは異なる物を使用しているのだとか。
特別感がたまりませんね!
じゃんけん大会に勝利してからというもの、毎日毎日時計を眺めてはニヤニヤしている不審者が誕生しました。
wenaユーザー大歓喜のお土産
イベントレポートは以上になりますが、魅力的なお土産もいただけたので最後にご紹介しておきます。
wena Tシャツ 半袖バージョン
こういうイベントでは恒例のTシャツです。
今回のwena Tシャツは白い半袖ということで、暑い夏にぴったりですね。
背面は機械式ヘッドが描かれています。
前回のアンバサダーミーティングでいただいたグレーのwena Tシャツと並べてみました。
半袖と長袖なので、1年中wena Tシャツを着て過ごせますね!(もったいなくて、あまり着てないですけど)
wenaスタンド
もう1つの嬉しいプレゼントは、wena wristを格好良く飾るための木製スタンドです。
「wena」のロゴのみのシンプルなデザインが、もともと格好良いwena wristを更に3割増くらいで素敵に見せて…魅せてくれますね。


うわっ…私のwenaちゃん、可愛すぎ…?
最後に
1年半の間にバンドはpro・activeの2モデルやEdyのみを搭載したレザー版が登場。
ヘッドもソーラー式や機械式、さらに様々なブランドとのコラボモデルまで続々と発売され、ますます勢いに乗るwenaプロジェクト。
今回のイベントでも、開発陣の熱い想いや今後の展望なども聞くことができ、今後のwenaプロジェクトの活動がさらに楽しみになりました。
世界に1つのオリジナルヘッドという予期せぬプレゼントもいただけ、最高の思い出です!
私は今後もwena wrist、そしてwenaプロジェクトを応援し続けていきます。
wena wristに興味を持った人は、過去に書いた記事もぜひチェックしてみてください。
この記事がきっかけでwenaユーザーが増えたら私も嬉しいです!
それではまた。