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【イーサリアム】仮想通貨マイニングを半年間してみての感想と環境の変化について

高校生の頃から、かれこれ10年以上続けている私の趣味の1つがPCの自作です。

単純な処理性能の追求以外にも、静音性や省電力性、見た目など自分なりの拘りを詰め込める自作PCが大好きです。

そんな私の趣味である自作PCに、2017年に大きく話題になった仮想通貨がマッチする使用用途が存在します。

その名もマイニング(採掘)

名前くらいは耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

本日はマイニングの概要を説明しつつ、実際に半年ほど自作PCで仮想通貨のマイニングをした感想、その間に起きた変化などをまとめてご紹介します。

マイニングとは

まずはマイニング(採掘)について簡単にご説明しましょう。

ビットコイン等の仮想通貨は、取引の記録や暗号化などの処理にネット上の複数のコンピュータを利用します。

「その処理には膨大な負荷がかかるので、協力してくれるなら報酬を払うよ」というものがマイニングの概要ですね。(厳密には色々と異なりますが)

複雑な操作は不要だが…

マイニング作業自体はPCの処理性能を利用するだけですので、特に複雑な操作は必要なく、専用ソフトをただ動かしておくだけで収益が発生します。

このように聞くと「簡単に稼げそう!」と思うかもしれませんが、そんな甘い話はありません。

マイニングである程度の金額を稼ごうとするなら、それだけ高性能なPCが必要になります。

CPUでマイニングできる通貨もありますが、GPU(画像処理用のプロセッサ)を利用してマイニングする通貨がほとんどです。

高性能なGPUは、一般的にはゲーミングPCくらいにしか搭載されていません。

そのためメーカー製のPCを利用している人がマイニングを始めるには新規でPCを丸1台用意しなくてはならないので、参入障壁としては高めですよね。

その点、私のように自作PCを利用しているのであれば、グラフィックボード(GPUが付いている部品、以下グラボ)のみを購入して取り付けるだけでマイニングが始められます。

初期費用の回収に時間がかかる

仮想通貨やマイニング自体は数年前から存在を知っていましたが、当時はまだ通貨の価値が非常に低く、パーツ代を回収するどころか電気代すらペイ出来ないことから、自分がやろうとは思っていませんでした。

現在は仮想通貨全体の爆上げにより、中国等に比べて高いとされる日本の電気代を考慮しても稼げるようにはなってきています。

とは言え電気代を差し引くと、グラボ代の回収には短くとも6~7ヶ月程度はかかると思った方が良いでしょう。

新規で1台を組んだ場合にはグラボ以外のパーツ代も追加されるので、初期投資分を取り戻すには更に時間が必要ですね。

その間に通貨の価値が上がれば回収ペースも上がりますが、逆に価値が下がれば回収が遠のきます。

暴落して電気代分すら稼げないなんてことになれば、動かせば動かした分だけコストがかさむという悪夢のような状況もあり得ます。

人にオススメはしない…けど楽しい!

マイニングは、仮想通貨とPC自作のどちらも初心者だという人には厳しいですし、そもそも「稼ぎたい!」なんて考えている人には勧めません。

初期費用で数十万をポンと出せる人でないのなら、仮想通貨マイニングは茨の道です。

仮想通貨で稼ぎたいのであれば、知識をしっかりと身に着け、余剰資金を積み立てていくことが最も確実だろうと考えています。

実際、私もそのようにしていますね。

マイニングはもともと自作PCが好きな人・詳しい人の趣味の一環として行う程度がちょうど良いでしょう。

私も「これまでとはコンセプトの異なるPCを組める」というだけでワクワクしていまいます。

私のマイニング環境の変化について

ここからは、私の半年間のマイニング関係の出来事をお話ししましょう。

Radeon RX570搭載グラボを購入

私がマイニングを始めたのは2017年の7月のことです。

マイニング特需と呼ばれるグラボの品薄が騒がれていた当時、たまたま入荷のタイミングと遭遇し、1枚ポチったことがきっかけでした。

私が購入したのはMSI製の独自クーラーを搭載したRadeon RX570のグラボです。

余談ですが、このMSIという会社は私が最も好きなPCパーツメーカーであり、入荷したのがそのMSIのグラボだったことも購入の決め手でした。

GPU次第で掘れる通貨も異なる

一般向けGPUには主にNVIDIAのGeForceとAMDのRadeonの2種類が存在します。

それぞれに得意・不得意があり、効率良く掘れる仮想通貨の種類も異なりますので、自分がマイニングする通貨を決めている人はどちらのGPU系列が適しているかを調べておきましょう。

Radeonはイーサリアム(Ethereum)モネロ(Monero)のマイニングが得意ですね。

マイニングで発生した収益はウォレットと呼ばれる口座を用意して受け取る必要がありますが、ウォレット側がその通貨を取り扱っていなければなりません。

イーサリアムを取り扱っており、Zaifコイン積み立て等の魅力的なサービスがあることから、私はZaif(ザイフ)を利用しています。

既存のPCにグラボを追加

グラボを1枚手に入れた私ですが、この時はまだ様子見気分でしたので、とりあえずはリビングで24時間稼働させているPCにそのまま搭載してみることに。

省電力性を重視した結果、処理性能がそれほど高くないCPUを搭載しているマシンですが、イーサリアムのマイニングにCPU性能は重要ではありません。

また、高品質でそこそこの容量のある電源を積んでいるので、グラボを1~2枚追加する程度ならば問題なく動作します。

その他、詳しいスペックはこちらの記事をご覧ください。

最近は高負荷なPCゲームで全く遊ばないので、アッパーミドルクラスのグラボを購入するのは久しぶりで興奮しています。

新しいパーツを組み込む際のワクワク感はたまりませんね。

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取り付けましたが、ケース内にはまだまだ余裕があります。

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左:取付前・右:取付後

設定等の詳細は今回の記事では省略しますが、マイニングで高い負荷がかかってもPCが落ちることなく安定して動作し続けました。

すぐにもう1枚を買い足し

グラボ1枚で数日間マイニングをしていましたが、予想…というより計算した通り、収益の発生ペースはかなり緩やか。

まとまった金額になる前に仮想通貨が暴落するのを危惧したことと、マイニング時のPCの安定感を把握したことの2点を踏まえ、1ヶ月も待たずに同じグラボをもう1枚追加購入しました。

購入当時の価格が約2.5万円でしたので、この時点で約5万円の出費となりますが、それでも定価で購入できたのは幸運でした。

約半年経っても品薄はまだまだ解消されず、RX570を積んだグラボは今でも3万円近いですね。

追加購入したRX570をもう1枚取り付けました。

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グラボ枚数が倍になったので、マイニング効率もそのまま2倍です。

1ETH(当時3.3万円)を掘るのにかかった期間は約3.5ヶ月でした。

最初から2枚でしたらもう少し早かったでしょうね。

グラボ売却を検討

1ETHを掘った時点でキリも良かったので、グラボの売却を真剣に検討しました。

まだまだ品薄のこの時点で売却してしまえば、購入時の価格と変わらない金額で手放せるので、電気代を差し引いても一気にプラスになります。

マイニング継続か売却か…この時点ではかなり売却寄りに心が動いていました。

この時期に忙しかったこともあり、売却しようと思いながらもずるずると先延ばしになっていましたが、そうしているうちにイーサリウムがなんと10万円を突破!

現在はビットコインの暴落に引っ張られて8万円ほどに落ちていますが、それでも私がマイニングをしていた時期の約2倍です。

これならばグラボを売却するよりもマイニングを続けた方が良いと判断しました。

マイニング専用機を自作

マイニング自体は継続しようと決めた私ですが、メインPCではマイニングしたくないと感じていました。

グラボの処理性能を100%使用するマイニングは、他の作業を並行して行うのに影響が出ます。

もともとリビングで動画を見たりするのに使用していたPCですので、そういった用途に支障をきたすのは好ましくありません。

イーサリアムがこれだけ高騰していればマイニングを辞めることはそうそう無いでしょうし、この機に専用機を組もうと考えてパーツをAmazonでポチっとな。

マイニングを辞めてグラボを売ろうか悩んでいたはずが、なんで逆に買い物が増えてるんでしょうねぇ…

パーツ選びから組み立てまで、終始にやにやしっぱなしなくらいに楽しかったので、深くは考えないことにしましょう。

というわけで組んだのがこちら。

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今日も元気にリビングの片隅で稼働しています。

詳しいパーツ構成やかかった金額などはこちらの記事で解説しています。

最後に

今回の記事ではマイニングを始めたきっかけや、実際に数ヶ月掘っている間の環境や心境の変化などにスポットを当てており、詳しい手順に関してはほとんど解説しませんでした。

マイニング手順や注意点、専用機を組むのに使用した特殊なパーツや組み立ての流れなどはまた別の記事で紹介しようと思います。

初心者には全くおすすめしない完全な趣味の世界のお話ですが、詳しく聞きたいことがあればコメントやTwitterでお尋ねください。

反響があった話題を優先して記事にまとめさせていただきます。

こうしてマイニング専用機も組んだわけですので、現在は2枚しか積んでいないグラボも更に買い足して強化していきます。

今後の進化も楽しみにしていてください。

それではまた。

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