ソニー製のスマートウォッチ「wena wrist」
ヘッドではなくバンド部にスマートウォッチ機能を集約しているのが特徴で、ヘッドをwena以外の市販の時計のものと交換し、お気に入りの時計をスマートウォッチ化することも可能です。
これまではwenaのバンド幅22mmに合うヘッドしか使用できませんでしたが、先日発売されたラグ幅変更パーツにより18mm・20mmの時計とも組み合わせられるようになりました。
本日はその18mmエンドピースを購入し、wena購入以前に愛用していたスマートウォッチ「Huawei Watch」と組み合わせられるか試してみた結果をお話しします。
Huawei Watchと組み合わせてみたい
私がwena wristのバンドを組み合わせてみたいと考えていた時計は、Huawei製のスマートウォッチ「Huawei Watch」(第1世代)です。
スマートフォンメーカーとして有名なHUAWEI製のスマートウォッチで、発売当時のAndroid Wear端末としてはバッテリー持ち・デザイン・価格等のあらゆる面で優秀な商品でした。
それまで時計を着ける習慣の無かった私が毎日ウキウキで腕に着けて出かけるほどに気に入っていましたが、wena wrist購入以降はwenaの電子マネー決済機能が便利すぎて、Huawei Watchの出番が無くなっていました。
Huawei Watchのヘッドにwenaのバンドを取り付けたいという願望は当時からありましたが、Huawei Watchのラグ幅は18mmなのに対しwenaのバンド幅は22mmのため、組み合わせることは出来ません。
バンド幅は異なるもののヘッドの大きさは非常に近いので、取り付けられさえすれば見た目の相性も良さそうです。
なんとか取り付けられないだろうか…と、半ば諦めかけていたところ、そんな願いを叶えてくれるかもしれない商品が登場しました。
それが、22mm以外のラグ幅に変換できるエンドピースです。
wena wristから充電不要のレザーバンドが登場。ステンレスバンドの単体販売、ラグ幅変更パーツも
購入した商品
Huawei Watchのラグ幅に合わせて、18mmのエンドピースを購入しました。
内容品は18mmエンドピースとピン・Cリングのみで、マニュアル等は一切入っておりません。
交換方法が不安な人はwena本体のマニュアルか、Webのヘルプガイドを用意しておきましょう。
作業をスムーズに行うため、エンドピースと一緒に時計のバンド交換用工具セットを購入しました。
バンドの交換に必要な工具がひと通り揃っています。
マニュアルも写真付きで解説されていてわかりやすいですね。
私のような初心者にも安心です。
交換作業
それでは工具を使って実際に交換作業を進めていきましょう。
0. Huawei Watchからバンドを外す
wenaのバンドを取り付けられるようにするために、まずはHuawei Watchからバンドを外す必要があります。
Huawei Watchにはもともとレザーバンドが付属していましたが、私は時計屋さんにてBAMBIのステンレスバンドに交換してもらっていました。
Huawei Watch近況報告と、気になるwena wristについて
ステンレスバンドはバネ棒によって固定されているため、バネ棒外しを隙間に入れて内側にスライドさせてあげるだけで外せます。
簡単に外れましたが、専用工具が無いと付け外しが困難という点は少々面倒ですね。
事実、私も時計屋さんにて交換してもらって以降、ステンレスバンドを外すのは今回が初めてです。
1. wena wristをバンドから外す
wenaのバンドの付け外しはツマミを指でスライドさせるだけですので、工具は不要です。
実はこの記事を書いている時点でwenaのヘッドを3つ所有しているのですが、気分や服装に合わせて気軽に交換できるので嬉しいです。
Huawei Watchとwenaの両方をバンドから外したので、両者のヘッド取付部の幅を比較してみました。
違いは4mmですが、並べて見てみるとかなりの大きな差に見えますね。
2. wenaのバンドからエンドピースを外す
いよいよwenaのバンドから、元々付いていた22mmのエンドピースを外す作業となります。
バンドを固定台にセットしたらピンの太さに合ったピン押し棒を当てて、上からハンマーでトントン叩いてピンをずらしていきます。
この写真くらいの位置までズレると、スルッとピンが抜け落ちます。
3. 18mmエンドピースの取り付け
22mm幅のエンドピースを外したら、後は今回購入した18mm幅のエンドピースを取り付けるだけ。
wenaのバンドが肉厚なこともあってか、18mmのパーツは非常に小さく見えます。
取り付け手順はwenaのバンドの長さを変更する時と同様に、Cリング→ピンの順に挿入してハンマーで叩くだけです。
バンド幅よりもエンドピースの幅の方が狭いため、ハンマーとエンドピースの間に適当な物を挟んで叩くと作業しやすいですね。
4. Huawei Watchにwenaのバンドを取り付け
ラグ幅を変更したところで、いよいよHuawei Watchにwenaのバンドを取り付けようとしてみたところ、予想外の事態が。
エンドピースの出っ張りが干渉してしまい、Huawei Watchには取り付けられませんでした…
もう少し短く作れそうにも見えますが、スライド機構の為にある程度の長さを確保せざるを得ないということですね。
バンドの交換が工具無しで行えてたいへん気に入っているスライド機構が仇となるとは…
私は一切調べずにポチりましたが、wena公式のヘルプガイドには対応するヘッドの寸法図も書かれているので、心配な方はチェックしてから購入するようにしましょう。
最後に
wena wrist購入以前にはHuawei Watchを本当に気に入って使用していたので、この2つを組み合わせられる日を楽しみにしていましたが、まさかの結果となりました。
取り付けられなかったのは残念でしたが、勉強にもなりましたね。
ラグ幅変更パーツの購入を検討されている人はご注意ください。
実は、Huawei Watchのバンドを組み合わせられなかったおかげで、wena関係でとある商品の購入を決意するきっかけにもなりました。
その商品についても、近日中にブログでご紹介しますのでお楽しみに。
wena wristについて、使用感等を詳しく知りたい方は私のレビュー記事や他のwena wristカテゴリー記事も読んでみてください。
それではまた。