先日投稿したこちらの記事で、7匹のポケモンを紹介しました。
しかし当然、最初から今の構成に落ち着いたわけではありません。
他にも数多くのポケモンを育て、パーティ構成を煮詰めていました。
本日は、前回の記事で紹介できなかった準エースや、迷走し続けた結果生まれてしまった悲しい子たちをご紹介します。
メガクチート
メガシンカにより攻撃が2倍になる力持ちという特性を手に入れ、非常に強力な物理アタッカーとして人気なポケモンです。
いじっぱりのHAぶっぱ
じゃれつく、アイアンヘッド、剣の舞、不意打ち
メガクチートは悪タイプの先制技である不意打ちを最高威力で撃てるポケモンでもあります。
また、見た目もツインテールになって可愛いというのも高ポイントです。
XYでポケモン復帰した私が、最初にエースとして起用したのがメガクチートでした。
鋼・フェアリーという優秀な耐性を持っていますが、耐久は決して高くはなく、またかなりの鈍足なので場作りが必須です。
隙を作って剣の舞を行えば、不意打ちのみで3タテも十分に可能な火力ですので、相性補完の優れたウォッシュロトムで壁を貼るなどしておくと良いでしょう。
メガミミロップ
ORASで新たに追加されたメガシンカポケモンです。
メガシンカで格闘タイプが追加され、前回ご紹介したバクオングと同じきもったまという特性により全ポケモンに一致技を等倍以上で攻撃が可能、更に種族値もA136・S135という優秀な高速アタッカーになっています。
ようき最速ASぶっぱの定番型
恩返し、跳び膝蹴り、猫騙し、アンコール
猫騙しは威力は低いものの、先生で攻撃しつつ相手を怯ませる効果があり、Sが上昇しないメガシンカターンを安全に過ごすことができます。
ミミロップだけでなくガルーラ、チャーレムなどもよく採用していますね。
私はアンコールを採用していますが、メガミミロップはドラゴン対策に冷凍パンチを入れている場合も多いです。
外見も含めてかなり好みのポケモンで、私もORAS購入した直後に育てたポケモンの1匹です。
しかし、初陣でメガゲンガーに跳び膝蹴りを外すという勝負弱さもあり、それ以来はボックスの中でおとなしくしています。
メガスピアー
721種類の中で、私が最も好きなポケモンがスピアーです。
初代赤・緑を遊んでいた頃、「ダブルニードル」という専用技を持ち、猛威をふるっていたエスパーに唯一「こうかはばつぐんだ!」をとれる虫タイプ技という特別感がたまりませんでした。
同じ虫タイプのきゅうけつ・ミサイルばりは威力や命中の関係で実用性に欠けていたうえ、ゴーストタイプはなぜかエスパーに効果が無いというバグで、ダブルニードルくらいしかまともな技がありませんでしたね。
スピアーはポケットモンスターSPECIALでサカキの相棒としても活躍しています。
ORASで手に入れたメガシンカでCを15まで下げるという禁じ手により、A150・S145という超高速アタッカーとなりました。
一致技の威力上昇を1.5倍から2倍に引き上げる特性適応力もあり、
ASぶっぱの最速構成
毒突き、蜻蛉返り、守る、がむしゃら
初手守るは安定ですね。
メガスピアーの耐久では、等倍の攻撃ですら致命傷になりかねません。
紙耐久なので先制技持ちには厳しいものの、A150で一致・適応力の蜻蛉返りを撃てるため、サイクルを回すだけで相手に大きな負担をかけられます。
毒突きにより、強力なポケモンの多いフェアリー勢に抜群をとれるのも大きいですね。
がむしゃらはほとんど使う機会は無く、技スペースが余ったので入れているだけです。
ヌメルゴン
XYで登場した、初の耐久型600族です。
※600族とは、種族値の合計がちょうど600となるポケモンのことで、伝説系は除外することが多いです。
ヌメルゴンはその見た目の可愛さから、私がポケモン復帰を決めたきっかけでもあるポケモンですが、進化前のヌメラやヌメイルも可愛いですね。
ヌメラちゃん可愛いよヌメラちゃん。
ヌメルゴンの特徴は、なんといっても高いDです。
H振りにチョッキを持たせるだけで眼鏡ラティオスの流星群すら確定で耐えます。
そんなヌメルゴンの構成はこちら。
HBぶっぱ
まとわりつく、ねむる、どくどく、とける
持ち物はしめつけバンド
ヌメルゴンはドラゴン単タイプなので弱点は少ないですが、Bが低いため物理アタッカーにはゴリ押されてしまいます。
そこを補うため、努力値と性格補正、さらに戦闘中にとけることで物理防御を高めています。
眠りながら体力を回復させつつ、毒々とまとわりつくで相手をじわじわ削っていくというスタイルですが、その際「まとわりつく」での固定ダメージを高めるために「しめつけバンド」を採用しています。
自己再生を覚えないため、回復ソースが眠るしかないのがつらいところです。
ドラミドロ
メガスピアーと同じ特性適応力によりラティオス以上の火力で流星群を撃てるドラゴンポケモン。
全体的に種族値は控えめですが、地味にDが高いです。
毒・ドラゴンというタイプが厨二心をくすぐります。
毒タイプが入っているため、フェアリーを等倍で受けられる数少ないドラゴンポケモンでもあります。
Cにぶっぱ、残りをHとBに振って調整、Sは最遅ギルガルド-1
ヘドロウェーブ、流星群、龍の波動、ハイドロポンプ
持ち物は拘り眼鏡
低速・低耐久なのでなかなか扱いが難しいですが、その遅さを活かしてギルガルドより行動を後に回すことができます。
H252振りブレードガルドならば確定で落とせるうえ、ガルド側からの有効打はほぼ無いため、対面したらまず勝てるでしょう。
あ、流星群外しは考慮してません。やめてください。死んでしまいます。
メガチルタリス
ORASでメガ進化を手に入れました。もふもふ。
バランスの良い種族値ですが、火力がインフレしている今の環境では少々物足りなく感じます。
ドラゴン・飛行からドラゴン・フェアリーにタイプが変わりますが、フェアリーは抜群のままなので注意。
ノーマルタイプの攻撃をフェアリータイプに変えつつ、威力まで上げる特性フェアリースキンにより底上げされた火力で両刀構成も可能です。
HCDに多め、ABにほんの少し振るという何かを意識した調整
ハイパーボイス、コットンガード、からげんき、羽休め
スキンにより1.3倍、一致によりさらに1.5倍となるハイパーボイスや空元気は強力です。
物理メガチルタリスの場合には恩返しを採用している人も多いです。
防御を一気に3段階上昇できるコットンガードが使えるのも嬉しいですね。
なお、相手の攻撃が急所に命中して吹っ飛ばされて以来、この子もボックスでおとなしくしています。
※急所に当たった場合、戦闘中の能力アップは無視してダメージが入ります。
メガボスゴドラ
B230に加え、効果抜群の攻撃を受けた際に威力を2倍から1.5倍に軽減させてくれるフィルターという特性のおかげで要塞のような物理耐久を手に入れました。
特化させればA252振り陽気ガブの地震を確定4発(乱数3発)に抑えてしまいます。
ただし、特殊耐久はペラッペラですので特殊アタッカーにはあっさり落とされます。
私の構成はこちら。
HDぶっぱ
電磁波、ステルスロック、アイアンヘッド、ドラゴンテール
ステロを撒いて電磁波で行動を鈍らせ、上から殴れる相手はアイヘでまひるみ狙い、不利対面ではドラゴンテールで無理矢理交代をさせます。
高い種族値で嫌がらせしかしないという、メガ枠の無駄遣い感が半端ない構成です。
見た目もゴツくてかなり好みですが、こんな構成のせいでほとんど活躍をせずにボックス行きになった悲しいポケモン。
カイリュー
HP満タンの時のみ、ダメージを半減させるマルチスケイルという強力な特性を持っています。
HD振り
電磁波、羽休め、龍の舞、神速
弱点保険
マルチスケイルとHD振りにより1ターン目を確実に耐えつつ龍の舞でAS上昇、あわよくば弱点保険も発動でAを3段階上昇させてその後の戦闘を有利に運びます。
しかしメガボスゴドラ同様、いやらしい型を目指しすぎて今ひとつ火力が足りず、活躍した記憶がありません。
電磁波などでの場作りは他のポケモンに任せて、もう少し火力に振っても良さそうですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
ここ最近、私はレートにも再挑戦してポケモンを楽しんでいます。
ポケモンSMで新たに登場するポケモンや技によって、現在活躍しているポケモンが弱くなることも、これまで不遇だったポケモンが強くなることもあるでしょう。
そうした環境の変化も味わいつつ、今後もポケモンを楽しんでいきたいものです。
それではまた。