BDM4350UC/11とは
PHILIPSの42.5型4K液晶ディスプレイです。
先日は速報ということで簡単なレビュー記事を書きました。
その際に書ききれなかったことや、1週間以上使ってみて新たに検証したことなどを書いていきます。
4K60Hzで表示するための設定
まずは設定のお話から。
ネット上の評判を見てみると「PCから4K出力の設定ができない」「なんだかカクつく…」という意見がちらほら見受けられます。
実は初期設定では4K60Hzで表示できるようにはなっていません。
まずはHDMIを2.0、DisplayPortなら1.2を選択しておいてください。
これで、ディスプレイ側の設定変更は完了です。
続いてPC側の設定ですね。
解像度を3840×2160(4K)、リフレッシュレートを60HzにしてあげればOKです。
私のPCはIntelの内蔵GPUを使用していますが、NVIDIAのGeforceかAMD(ATI)のRadeonを使用されている場合はそれぞれの設定画面から変更してください。
BDM4065UC/11からの変更点
前回のレビューで紹介し忘れた、端子類の変更点です。
Mini DisplayPortがなくなり、DisplayPort×2という構成に変更されました。
ケーブルが付属しているので困りはしないと思いますが念のため。
ファクトリーモード
前モデルBDM4065UC/11では、起動時にコントロールスティックを右に倒しっぱなしにすることでファクトリーモードに入れましたが、設定が変更されているのかBDM4350UC/11では入れません。
操作法が変わったのか、そもそも入れなくなってしまったのかは不明です。
もしもご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいです。
表示された!
id:twatwさんからコメントをいただき、スティックを右に倒しながら電源ケーブル抜き差ししてみたところ…
表示されました!
本当にありがとうございます!!
焼き付きの検証
こちらもネット上で挙がっていた報告ですが、どうも焼き付き(残像?)が発生するかもとのこと。
なんでも最初の100時間以内はそういったことが起きやすいのだとか。
どちらも不確定な情報でしたので、とりあえず検証してみることにしました。
実施したのは
100時間動画垂れ流し→24時間放置
という流れです。
もっと長時間放置しろよ!という声が聞こえてきそうですが、私の使用環境では24時間放置ですらあり得ないのでこれで十分かなと。
その結果ですが、焼き付きや残像感は見られませんでした。
これが個体差なのか、100時間のエージングの効果なのかはわかりかねますが、現象が出ないことは確認できたので一安心です。
もしも心配な方がいらっしゃいましたら、購入されたらまず100時間動画を流しっぱなしにしておくと良いかもしれませんね。
最後に
レビュー記事公開後、私の記事から商品を購入してくださった方が多くいらっしゃいます。
自分の記事が役に立てたのだと実感でき、レビュー系ブロガーとしてはこんなに嬉しいことはありません。ありがとうございます。
BDM4350UC/11は間違いなく、現行最強の4Kディスプレイだと自信を持ってオススメできる商品です。
大型4Kディスプレイの購入を検討されている方はぜひ、候補に入れてみてください。
それではまた。