ショーンKの学歴詐称

- 作者: ショーンK
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近話題のこの問題。
最初はよくある話題だなぁと流し見していましたが、この件について書いている記事で見逃せない意見がありました。
この記事によるとショーンKは努力家で、敬意を表したいとのこと。
また寄せられるコメントもそれを肯定するようなものが多く、非常に気になりました。
今回はこの記事について、私の考えを述べさせていただきます。
そもそも本気で言ってるのか?
まず疑ったのはこの記事を書いた人が、冗談で経歴詐称を肯定しているのか、本気でそう思っているのかという点でした。
@tksm_hrk 当然そうです。
— Masaki Kobayashi (@Masa_kobayasi) March 18, 2016
私のコメントに対してこのようなリプライを送ってこられたので、冗談だったのだろうかとも一瞬思いました。
しかし他の方の「あなたの意見正しいです!大事なのは中身です!」というコメントに複数スターを付けているあたり、おそらくこの記事で書かれていることは本気だったのだろうな、と判断しました。
※もしも認識が異なるようであればご指摘ください。
さて、それでは記事内で書かれている意見に付いて言及していきましょう。
間違った努力とは
努力を間違えたというのは「理系の学校に進みたいのに、漢文の勉強頑張った」とかのことであって、嘘をつくのは努力ではありません。
それは努力してこなかったことを誤魔化しているだけです。
奇妙な肯定意見が多い
ここからは気になった意見について、言及していきます。
仕事はできていた
結果が良ければ良いのでしょうか?
例えば会社の取引先、業績は良いけど詐称をしている箇所がありました。
そんな会社と継続して取引をしていきたいですか?
中身の方が大事
嘘を吐く人間の中身が果たしてどれだけの価値があるのでしょうか?
私は正直に生きている人間の方が遥かに素晴らしいと感じます。
手のひら返して叩くってのもいかがなもんかと
私は叩くことを肯定しているわけではありません。
「詐称しても結果出てたし頑張ってたから良いじゃん!」という意見がおかしいと思うのです。
経歴で勝手に期待した
この意見はもはや論外、本当に大人の意見ですか?
嘘を吐いた理由
ハーバード大学院卒レベルの経済経営の知識があってそれをわかりやすく話すことができるショーンKが、仮に「知識は持ってます!誰にも負けません!ただ、高卒です」といって独立したら多分すぐ廃業です。
この通りでしょうね。
しかし、それは学生時代に努力をしなかったためです。
本当に努力家ならば、肩書を作るためにハーバードでもどこでも進めばいいだけの話。
そして、このショーンKの経歴詐称問題を肯定することで一番気になるのはこちらです。
学生の努力を否定していないだろうか
日本において学歴が重視されるのは周知の事実。
だからこそ学生時代に勉学に励むわけで、その結果、涙を呑んだ人も多いはずです。
そんな人たちに対して学歴よりも中身が大事と無責任な言葉を吐けますか?
自分の子供に学歴誤魔化しても、仕事ができればいいんだよなどと胸を張って言えますか?
最後に
私自身、学歴や就活には思い入れがあるため、それを軽んじた発言のように感じられたため、今回こうして記事にまとめました。
この記事を読んで不快に感じられた方は遠慮なく叩いていただいて構いません。
むしろ、色々な観点からの意見がいただければ幸いです。