こちらの記事でも少し触れましたが、昨年末頃にスピーカーを自作しました。今回はその工作過程や音質等のご紹介をしていきます。
家電・AVに興味を持ったきっかけ
高校生の頃、PC自作に目覚める少し前はオーディオに興味を持っていました。というか家電全般好きでした。
とはいえ高校生の経済力ではピュアオーディオには当然手を出せず、数万程度のイヤホンやスピーカーを買うのが精一杯でした。そんな時にハマっていたのがこちらの家電漫画「でじぱら」です。
家電漫画の中でもかなり詳しく描いてくれており、非常にオススメの一作です。
連載されていたのが地デジ移行期、PS3発売等の家電関係でかなり盛り上がっていた時期というのもあり、今でも読み返すとあの頃の熱さが蘇ってきます。
自作スピーカーに挑戦
さて、その中で私が特に興味を強く持ったのがスピーカーの自作です。
スピーカーユニットやケース、アンプを自分で組み合わせて楽しむ、というものですがハンダを用いての作業等が当時の私にはハードルが高く結局挑戦することができませんでした。
そして最近、Amazonで発見したのがこちらのスピーカー自作セットの「かんすぴ」です。
スピーカーを組むのに必要な部品が揃っており、ケースと端子類のハンダ付けも不要という「スピーカー自作入門者」にぴったりのセットです。
そんなセットを昨年発見して購入しましたので、本日はそのレビューをさせていただきます。
簡単な組立作業
組立といってもスピーカーユニットをケースに取り付けるだけ。
ケース内には端子類だけでなく吸音材もセット済みなのも高ポイントです。
はい完成。コンパクトでいい感じです。
音質はどうなの?
高音から低音まで、特に偏り無くバランス良く出るあたりFOSTEXっぽい音ですね。
驚いたのは解像度。
組立直後はまだ音が分離できていないような感じでしたが、エージング後は楽器一つ一つの音がちゃんとバラけて聞こえるようになりました。
この価格でこの音は正直驚きです。
もともと低音ズンズンは好みではないため、低音部には不満はありません。
高音部に関しては、オーケストラのような音楽を聴くと金管楽器の響きがちょっと物足りなく感じますね。
スピーカーユニット単体で1000円程度ですので、ここをもう少し高価なものに交換して、どの程度違いが出るか楽しみたいものです。
あれこれ書いてきましたが、今回の買い物には非常に満足しております。
これまではONKYOのGX-100HDを使っていました。
価格差もありますが流石に総合的にはGX-100HDに軍配が上がります。
というわけでこの「かんすぴセット」をオススメしたいのは以下のような人です。
スピーカー自作に興味のある人
だけど工作に自信のない人
そもそも高価なスピーカーを持っていない人
価格的にも工作難易度的にもハードルが低いため、以上に該当する人は試してみてはいかがでしょうか?
サイズ違いもあるのでお好みに合わせてどうぞ。