FirefoxOS端末「Fx0」を購入して数日経ちました。
購入記事はこちら。
アプリ作ったり壁にぶつかったりしていますが、今回はそんなFirefoxOSについてちょっとまとめてみます。(私自身勉強し始めたばかりですので「ここはちげーよ!」等ありましたらご指摘いただけると嬉しいです。)
FirefoxOSって?
- Mozillaが開発したオープンソースなモバイル向けOS
- カーネル部分はAndroidベース
- だけどAndroidのアプリは動かないよ!
- アプリはHTML5+CSS+Javascriptで作成
- 低スペックのハードでも結構快適に動く
- OS面での完成度は今一つ(個人的な感想ですがAndroid2.2~2.3辺りと良い勝負かも)
何が便利?
- 開発環境はFirefoxだけあれば良い
- WebIDEという機能でコーディングから端末へのインストールまで出来ちゃいます。
- HTMLアプリケーションなのでエミュレータなんて必要ない
- シミュレータはあります
- エミュレータと異なりハードウェアの違いを内部で頑張る必要が無いため動作は非常に軽快
- 実機も安い!
- もともとFirefoxOSはロースペックな端末で動くことを目的としている
- 最新最高の端末ですらスペックは先日発表されたVAIO Phone並
何が不安?
- 普及せずに消えていく未来が…
「第3のOS」はこの先生きのこるには?
iOSとAndroidの2大OSがシェアの大半を占めている現在、一気にシェアを奪うのは不可能です。
例えばiOS端末をずっと使ってきた人が急にAndroidを使い始めるということは少ないです。
あ、もちろんガジェット好きのような例外は除きます。
ましてやそれがマイナーな聞いたこともないOSなら尚更敷居は高くなります。
ではどうやってシェアを伸ばすのか
新規ユーザの獲得です。
そのためにはスマートフォンが飽和している先進国ではなく、これから普及していくであろう新興国を狙っていくのが良いでしょう。
そしてFirefoxOSはロースペックな端末でも動く軽快さを武器として活かせます。
Androidも新興国向け端末を売り出しているところを見ると、潜在ユーザ数やそれによって期待できる利益は相当なのでしょうね。
AndroidもFirefoxOSも好きなので、個人的にはどちらも頑張ってもらいたいものです。
次回はコードもちょっと書きつつ、FirefoxOSアプリの開発~Marketplaceへの公開までを紹介しようかなと思います。