昨日はiPhone7を含むAppleの発表と時をほぼ同じくして、もう一つ大きな発表がありました。
それは、前々から噂が流れていた薄型PS4と4K対応PS4です。
既にAmazonでも予約が可能となっているこれらの商品について、今回はお話をさせていただきます。
なお今回の記事ではスペックの一覧は特に記載せず、私が個人的に気になるポイントを中心に紹介していきます。
PlayStation 4
まずは薄くなったPS4について主な改善点をまとめていきましょう。
薄く軽くなったのは見ての通りですが、実はサイズ以外にも改善点は数多く存在します。
低消費電力化
その1つは消費電力の低減です。
新しいPS4は初期モデルと比較して34%、現行モデルと比較しても28%もの消費電力低減を実現しています。
消費電力の大きさと発熱は概ね比例し、発熱が大きければ広い空間や大きな冷却機構が必要となります。
新PS4のサイズ低減には消費電力の削減が大きく貢献しているのでしょう。
低価格化
もう1つの大きな改善点は値下げです。
現行モデルは500GBモデルで3万円台後半でしたが、新しいPS4は定価が大きく下がり税別で3万円を割る価格になったのはありがたいですね。
発売日は9月15日
新しいPS4の発売日は9月15日ですので、来週にも購入することができます。
HDD容量に関しては現行モデルと同じく500GBと1TBの2モデルが存在します。
また、久しぶりの新作ということで注目の集まっているペルソナ5とのセットもあり、ペルソナ5のためにPS4を買おうと考えていた人には朗報ではないでしょうか。
PlayStation 4 Pro
薄くなった新型PS4も非常に魅力的ですが、私にとっての本命はこちらの4K対応の「PS4 Pro」です。
それではPS4 Proの魅力と、残念なポイントを見ていきましょう。
既存のソフトをアップスケーリング
4K出力ができるようになっても映像ソースが4K未満のコンテンツしかなければ魅力は半減です。
しかしPS4 Proの場合は、4K非対応の既存のPS4ゲームも映像をアップスケーリングして表示してくれます。
これにより高解像度のディスプレイでゲームをしたら映像の粗さが目立つ…といったことを避けられます。
大きな4Kのテレビやディスプレイをお持ちの人も安心してゲームを楽しめますね。
安価で大型の4Kディスプレイをお探しでしたらPHILIPSのBDM4350UC/11がオススメです。
処理の高速化
4K(3840×2160)はフルHD(1920×1080)の4倍の画面解像度です。
それほどの大量の情報を制御するために、PS4 Proには高性能なGPUが搭載されています。
そしてその高性能なプロセッサは、フルHDで映像を出力する際にも威力を発揮します。
具体的には、フルHDのディスプレイに映像を出力する場合には、一部のゲームではより安定した高速なフレームレートで出力できるとのこと。
表示する解像度が下がることで生まれたリソースを、重たい処理に割り当ててくれるようですね。
安価なVRヘッドマウントディスプレイとして話題になっているPlayStation VRも、PS4 Proと組み合わせた場合には描画性能の向上のため、より快適に使えるそうです。
既にPS VRを予約している人はPS4 Proの購入を視野にいれても良さそうですね。ちなみに私はPS VRの予約抽選に外れました…
意外と低価格
PS4 Proは1TBモデルのみのラインナップとなっており、価格は税抜きで44,980円と、予想していたよりは安いかなというのが正直な感想です。
先程も少し触れたPS VR一式と組み合わせても10万円前後で揃えられます。
しかし、その価格にも理由がありました。
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)非対応
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)という規格をご存知でしょうか。
Ultra HD、つまり4K解像度の映像を再生できるBlu-ray Diskですが、今回発売されるPS4 Proでは再生ができません。
Blu-ray Diskの再生機器として使うには従来機と同じく一般的なBlu-ray Diskのみとなりますのでご注意ください。
現状、UHD BDの再生ができるプレーヤーは安くても約7万円ですので、もしもPS4 ProがUHD BD対応していたら価格が5万を大きく超えていたことでしょう。
そう考えると妥協点としてはアリだったのかもしれませんが、4K対応PS4の噂はかなり前から出ていただけにちょっと中途半端な印象を受けてしまいました。
個人的には、UHD BD対応なら10万までは出そうと考えていたので、UHD BD非対応という点はちょっと残念に感じています。
安価なUHD BD再生機器が欲しい人には
UHD BDプレーヤーは安くても約7万円と書きましたが、実はUHD BD対応でもっと安いハードは存在します。
それが、Microsoftが先日発売したXbox One Sです。
ただし現時点では国内未発売となっており、Amazon等では転売業者から購入することになるため価格が割高です。
国内でも2016年内に発売すると正式に発表があったため、欲しい人はそれを待つのがベターでしょう。
発売日は11月10日
PS4 Proの発売日は約2ヶ月後の11月10日です。
FF15が延期したのはPS4 Proに合わせるため…?とちょっと勘ぐってしまいたくなるタイミングですね。
FINAL FANTASY XVとのコラボモデルも登場!
『PlayStation 4 FINAL FANTASY XV LUNA EDITION』も予約開始されました。
こちらは薄型PS4の1TBモデルのみとなり、500GBモデルやProとのセットはありませんので予約の際はご注意ください。
コントローラーやアクセサリー類も予約開始
今回はPS4本体だけでなく周辺機器も新商品発表があり、ワイヤレスコントローラーはマグマ・レッドとウェイブ・ブルーの2色が追加されました。
同じく発表されたワイヤレスサラウンドヘッドセットは約2万円となかなか良いお値段で、どの程度の臨場感なのかが気になります。
さて、色々な商品が出てきましたがこの中で私が予約した商品はというと…
私が予約したのは…
PlayStation 4 Proです!
残念なポイントも書きましたが、既存ソフトのアップスケーリング対応や処理性能向上など魅力に溢れる商品だと感じたためです。
PS4を購入したらまずやりたいのはパワプロと、いつになったら出るのかわからないキングダムハーツⅢですね。
11月にはポケモン サン・ムーンも出ますし、なかなか忙しい月になりそうですが今から楽しみです。
チャンスがあればPS VRも発売までに予約したいですね。
それではまた。