Amazonアソシエイトは稼げない
そんな意見がよく聞こえてきます。
月間1万以上のPVを稼いでいるブロガーさんでも、Amazonは売上0件なんて話もよくあるようですね。
本日はそんな悩んでいる人の助けになればと思い、私がこれまで実践してきたことや、心がけてきたことなどをこの機にまとめておこうと思います。
- Amazonアソシエイトは稼げない
- 「力こそパワー」の収益について
- PV数や読者数が少ない時代
- レビュー記事を書こう
- 検索流入は売上に結びつきやすい
- 検索流入の増やし方
- 人気な商品の追加レビュー
- 心をこめて
- Amazon Mobile Popover
- モノを買うことについて
- まとめ
- 作者: 染谷昌利
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (14件) を見る
「力こそパワー」の収益について
まずは当ブログの状況報告を先に。
Google AdSense
Amazonアソシエイト
楽天アフィリエイト
当ブログでは以上の3つのサービスを利用して広告収益を得ています。
特にクリック報酬型のGoogle AdSenseは多くのブログの収益源となっており、「○ヶ月で収益○万!」という短期間で大きな収益を得ているブログもこのAdSenseへの依存度が高い傾向がありますね。
- 作者: 染谷昌利
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2014/07/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
そんな優秀なGoogle AdSenseですが、当ブログにおいてGoogle AdSense収益額がAmazonアソシエイトの収益額を超えた月は1度もありません。
4月は10万PVを超え、AdSense見積もり収益額も1万円を超えていますが、Amazonアソシエイトはその3倍ほどとなっています。
それもそのはず、Amazonアソシエイトの今月の売上額は100万を超えました。
もちろん上を見ればキリがありませんが、1つのボーダーを超えられたかなという達成感は大きいです。
ちなみに楽天は今月初めて売上を記録したものの、収益はほとんどゼロとなっています。
PV数や読者数が少ない時代
当ブログは2月に1万、3月に3万、4月に10万PVと、ここ最近で急激に伸びてきましたが、それまでは固定の読者も0人の弱小ブログでした。
開設後の1年間、ほぼ10割が検索で5000〜6000PV/月ほどのアクセス数でしたが、それでも数千円程度の収益は得ていました。
そしてその収益は全てAmazonアソシエイトで得たものです。
AdSenseのようなクリック報酬型広告はやはりPVの絶対数が少ないと収益を上げるのは難しいですしね。
ではなぜAmazonアソシエイトでは少ないPVが売上に繋がっていたのでしょうか。
ここからはそんなお話をしていきましょう。
レビュー記事を書こう
まず、その当時の当ブログは商品レビュー記事が中心でした。
「こんな商品があるみたいですね」という記事と「この商品を使ってみました」「ここが良かったです・悪かったです」という記事のどちらが参考になるかは明白です。
とある営業マンの受け売りですが、商品を売りたいと思うならまずは自分が買って、実際に使ってみましょう。
現在、雑記のオマケ程度に商品リンクをペタペタ貼って「売上が上がらない…」と嘆いているのであれば、それは当然です。スタート地点にすら立っていないわけですから。
調べて得た知識のまとめでは、相当に情報の質が高くなければ読者の物欲は刺激できないでしょう。
検索流入は売上に結びつきやすい
次に、ユーザー層の違いです。
検索で辿り着くユーザーは、既にその商品にある程度の興味があります。
固定の読者のように「更新されたから新しい記事を見てみよう」という場合とは既にスタート地点が異なりますからね。
では、検索流入をどのように増やせば良いのかを考えていきましょう。
検索流入の増やし方
以前にこんな記事を書かせていただきました。
一言でまとめると「ニッチな商品のレビューを書こう」です。
現時点で毎月数十万のPVを獲得している人気ブログならともかく、いきなり人気商品の記事を書いたところで検索流入は大して増えません。
検索で数ある人気ブログよりも前に表示されるのは至難の業ですからね。
まずは需要が一定数あるけどライバルの少ない商品を狙っていきましょう。
人気な商品の追加レビュー
いくつか記事を書いていくと、継続して読まれる記事・購入される商品が見えてきます。
そういった商品は必ず追加レビュー記事を書くようにしましょう。
書いた当時に検索順位が良くても、時間が経つにつれて情報の鮮度は落ちてきます。
特にデジタル系のガジェットはアップデート等により過去の情報が役に立たなくなる、なんてこともザラにありますから。
検索順位が落ち始める・大きな更新が入るなどのタイミングで追加記事を書いていくことは非常に有効です。
その際、過去記事に追加記事へのリンクを貼ることをお忘れなく。
ちなみにこの手法で、単価5万以上のHuawei Watchシリーズが最初の記事投稿から5ヶ月経った現在でも購入され続けています。
HUAWEI WATCH W1 CLASSIC LEATHER MERCURY シルバー(バンド : ブラックレザー)ファーウェイ スマートウォッチ MERCURY-G00【日本正規代理店品】
- 出版社/メーカー: HUAWEI
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
心をこめて
以前にもレビュー記事の在り方についての記事を書かせていただきました。
商品への思い入れはそのまま記事の質に表れ、それは売上に繋がります。
レビュー記事の第一歩として購入を勧めましたが、売るために買うのではなく、
自分が欲しいから買う
それが良い物・悪い物だったから伝えたい
という流れが基本になることをお忘れなく。
Amazon Mobile Popover
スマートフォンでの表示時に表示されるオーバーレイ広告ですね。
実は私も導入していますが、これが果たして効果があるのかどうかが不明ですw
Amazon自体の売上が下がるようなことがあればnendやアイモバイルといったオーバーレイ広告を試してみようかと思いますが、順調なうちはAmazon Mobile Popoverを継続して表示していきます。
モノを買うことについて
買い物大好き人間な私からすれば、レビュー記事は趣味の延長で楽しく行えています。
好きなモノを買ったついでに紹介しているだけですからね。
その結果、読んでいただいた人の物欲を刺激できたのであればレビュー系ブロガーとしてこんなに嬉しいことはありません。
しかし、買い物をそんなにしない人がAmazonで売上を重ねるのであれば、異なるアプローチが必要になってくるのではないでしょうか。
自分が買ってもいない商品を人に買ってもらうというのは、そんなに簡単なことではありません。
いっそ「Amazonからの収益は諦める」というのも一つの選択肢でしょう。
「Amazonの売上が伸びない…」と毎月頭を抱えるくらいなら、単価が少なくてもクリック報酬型広告を増やし「あればラッキー」くらいのスタンスに切り替えたほうが幸せかもしれませんね。
まとめ
長くなりましたので、最後に今回の記事を箇条書きでまとめておきます。
商品を売りたいならレビュー記事を書こう
レビュー記事を書くならまずは自分が買おう
商品選びは需要の大きさを意識
人気な記事は追加レビューを書こう
何より大事なのは商品に対する思い入れ
Amazon Mobile Popoverの効果は不明
諦めるのも一つの選択肢
以上となります。
今回の記事で、悩んでいる人の手助けとなれば幸いです。
それではまた。
- 作者: 鈴木利典
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る